[ ボートについて ]
海をなめるな!ぺろぺろ丸は、ハンターボートで5馬力の船外機を1機のみ搭載しています。
厳密にはミニボートではなく、プレジャーボートですが、小さいボートという意味合いでミニボートと記載してることもあります。まぎらわしくてすみません。
ハンターボート
株式会社フォーシーさんから販売されています。
船の長さは、x.xxm。船の長さとは、登録長さのことで全長×0.9で計算します。
幅はx.xxm、深さはx.xxm。※後で書く
重量は、xxkg。※後で書く
移動は、車にキャリアを設置してのカートップです。
船外機
マーキュリーの2スト5馬力。
出力が計算上は3.6775kW程度。(1馬力=0.7355kWの計算)
重量は20kg程度。
燃料は、ガソリンとオイルの50:1混合燃料。外部タンクで自動供給してくれるので楽です。
1回の航行では、平均でガソリン2~3L、オイル40~60mLくらい使用している感じです。
いつもガソリン4L、オイル80mLで作成しますが、使い切ったことはないですね。
(行く場所や天候によって変わるので航行の際には、毎回、ガソリン10L程度、オイル1Lは持って行ってます。)
搭乗人員
1人です。
以前の5馬力対応ハンターボートは通常2人乗りでしたが、船検規定の変更(だったはず)により、僕のものは1人乗り登録となっています。
※2馬力対応ハンターボートは変わらず2人乗りです。
船の長さや推進機関出力数から小型船舶に区分されますので、小型船舶免許が必要で船舶検査の対象となっています。
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[ 法定備品について ]
海をなめるな!ぺろぺろ丸は、小型船舶なので、航行にあたっては法定備品の備えつけが必須です。
また、法定備品については、航行区域や条件によって必要なものや数が変わりますので、
船検証を確認する、またはどう登録するかの確認が必要かと思います。
海をなめるな!ぺろぺろ丸は、限定沿海かつ夜間航行禁止という条件ですので、法定備品は以下の通りです。
各備品の詳しい説明は、日本小型船舶検査機構(JCI)の法定備品にて。
※以下はすべて小型船舶用、価格は品質によりピンきりでおおむねのものなので参考程度。
係船ロープ(2本) ¥2,000~
岸壁のビットや船舶のクリートなどに巻きとめて本船を係留するためのもの。
アンカー(1個) ¥3,000~・アンカーチェーンまたはロープ(1本) ¥3,000~
錨泊時にその把駐力(海底に繋ぎとめようとする力)によって船を留めておくためのもの。
後にわかったことですが、パラシュートアンカーも可とのことでした。
ライフジャケット(1個 搭乗人員と同数) ¥13,000~ / 1個
落水した際に体を浮かせて救助を待つためのもの。
平成30年2月1日からすべての小型船舶の乗船者に桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)のライフジャケット着用が全面義務化されている。違反者は、平成34年(令和4年)2月1日から違反点2点が付され、再教育講習を受講しなければならない。
違反点数が累積して行政処分基準に達すると、最大で6か月の免許停止になることも。
また、海難事故時の船舶特定のため、救命胴衣には「船名」「船舶番号」「船舶所有者名」を表示しなければならない。
航行区域などにより着用するタイプが分かれるが、ジギング船にも乗るので、海をなめるな!ぺろぺろ丸では、タイプAを選択。
救命浮環(1個) ¥5,000~
船から転落した人の方向に投げて、つかまらせて救助するためのもの。
「船名または船舶番号」および「船籍港または定係港」を表示する。
信号紅炎(1セット 2個) ¥5,000~
救助を必要とする場合、昼夜を問わず、光や煙で付近の船舶や航空機等に自船の位置を知らせるためのもの。
火薬の劣化等による性能低下を防ぐため、有効期限の確認が必須。
また、条件はあるが、代わりに携帯電話でも可。ただし、PHSは不可。
海をなめるな!ぺろぺろ丸では、 両方持つことにしている。
赤バケツ・あかくみ(1個) ¥500~
船内で発生した火災の初期消火を行うためのもの。
火災発生時にバケツの存在に気が付くよう、省令で赤色であることが要求されているが、外面の一部が赤ければOKなので、
普通のバケツを赤く塗ったり、赤いものを貼ったりして消防用バケツと分かるようにしていれば問題なし。
海水を汲み上げるために十分な長さ(最短でも2.5m程度)の紐を取り付ける。
汽笛(1個) ¥100~
船の状態を音で他船に伝えるためのもの。
全長(登録長さとは異なる)が12m未満の場合には、汽笛に代えて笛などの音響信号器具でも可。
海をなめるな!ぺろぺろ丸では、笛を常備。
ライフジャケットに付いている笛はあくまで着用時に自身の存在を他人に知らせるものなので、兼用は不可。
黒色球形形象物(3個) ¥5,000~
船舶の動きや状態をお互いに知らせ合い確認するために表示するもの。
2セット販売が多く、1個余ったような気がする。
一般備品 ¥3,000~
ドライバー1組、レンチ1組(モンキーレンチ1個でも可)、プライヤー1組、プラグレンチ1組。
こんな感じで、備えつけ必須のものが多いので、
色々と積み込みを工夫をして荷物をうまくまとめボートをできるだけ広く使えるようにしています。
航行区域や条件などで必要なものが変わってくるのですが、結構な複雑さでとても分かりづらいです。
そういった際には、お住まいの地域の日本小型船舶検査機構(JCI)に電話で聞いてみるといいと思います。