マーマチ(オオヒメ)をさばいて食べてみた

先日、先輩Kさんにおこぼれでもらったマーマチ。自分でさばいて食べるのは初めて。

マーマチは、和名が「オオヒメ(大姫)」で、スズキ目フエダイ科ヒメダイ属オオヒメ種、だそうです。
スズキなのかフエダイなのかヒメダイなのかわからんw

見た目は、きれいな桜色で真鯛のような感じ。

ちなみに沖縄近海には、鯛の仲間はいますが真鯛はいません(稀に養殖網から逃げたものが釣れることはあるらしい)。

肉質は、白身で味がよくクセがなくて加熱しても身が硬くならないので、刺身・焼き・煮付け・吸い物など何でもOKっぽいです。

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こちら、津元式 究極の血抜きを行って、冷蔵庫で6日寝かした状態。

キッチンペーパーなどで水気を取ったあと、ミートペーパーを内側に丸めて入れ・外側には巻いて、
ラップで空気を入れないように包み、さらに厚めのビニール袋で密閉し、1〜2日おきにドリップを取っています。

ミートペーパーすっげー役立つ。



本当は3〜4日で食べようと思っていたんだけど、
仕事が忙しかったのと釣り模合(もあい:沖縄の相互補助的飲み会)が入ったりで食べるヒマがなかった。

サイズ的にはそんなに大きくないので時間的に大丈夫かなーと思っていたけど、さばいてみたら全然問題なし。

まだまだ全然、1週間ちょっとくらいはいけそうな感じ。

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さばいた感じは、身離れよく普通にさばきやすいですね。

背骨周りの血がきれいに抜けています。血がじわ抜けだったのでちょっと不安だったけどこれは血抜き成功!やったね!

包丁を入れると刃体にネットリとした脂がつきます。元々脂がのってたのか、寝かしたから脂がまわったのかは不明。

出刃にも。

柳刃にも。



三枚におろした方は、半分は刺身に、半分は塩焼きに。
刺身はさらに半分は皮引きし、半分は皮付き炙りで食べてみる。

こちらは皮引きした刺身。食感的には弾力はそんなないんだけど、全然クセがなく上品な味でうま!生臭さ皆無。

こちらは皮付き炙りにした刺身。皮目に少し焦げ目がつくくらい炙りを入れてみる。香ばしくてさらに脂感が出てめちゃくちゃ美味!
次からは皮付き炙り一択ということが決定しました。

こちらは塩焼き。カマ部分と一緒に焼き。皮目がパリパリで身はほわほわしっとり。旨味がじゅわっと出るというか。
塩のみでもポン酢ででも、もちろん、にんにく+バターとかでも何でも合うと思う。ハーブ的な香草もありかも。
強火で皮目を焼いた後に蓋して弱火で蒸す感じのポワレ風にしてみたけど普通に美味しい。

今度いつかは吸い物にもしてみたいな。

頭は兜割り、骨周り部分はほどよく分割してこちらはアラ汁用に袋に入れて冷凍保存。
鱗・内臓等以外、捨てるところなしです。釣った魚は美味しく無駄なくいただきます(今回はもらった魚ですけどw)。

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結果、マーマチはうまい。

釣れたら嬉しい外道として記憶完了。




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