まな板を自作してみる (1)

いつも魚をさばく時は、30cmの100均まな板(魚用にしている)2〜3枚をつなげて置いて使っています。

プラスチック製のまな板なので、結構、滑るため、下に布巾を敷いたり、段ボールを敷いたり。

こんな感じ。


それでもさばいているうちにどうしてもズレたりして、まな板の隙間から水気が漏れ、テーブルが魚臭くなってしまいます…。

段ボールは、びちゃびちゃになってしまって、魚臭いし、捨てるのが大変…。

テーブルは、布巾で拭いた後、洗剤で磨いて拭き取って、乾拭きしてから除菌。ものすごくめんどくさい…。

30cmに収まるサイズの魚だったらそこまで汚さずにさばくことができるんだけど、まな板のサイズを超えてしまうとつらい。

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これはどうにかしないとなーとずっと思っていたんだけど、大きなまな板って高い!!!

業務用の大きくて厚みのあるポリエチレン製のやつとかいいなーと思うけど、そこらへんのお店には売っていないし、

ネットとかでも余裕で10,000円は超えてしまう。毎日魚をさばくような状況なら迷わず買うけど、

釣りに行って、なおかつ釣れた時しか使わないので、業務用を買うというのはなかなかに躊躇してしまう。



それでずっと、まな板問題を放置していたんだけど、ある日ふと、自分で作ればいいのでは?と思った。

「まな板 自作」で検索すると、結構、作っている人がいる。作り方もなんか簡単そう。

やり方は、様々で細々あるっぽいけど、基本的には、下記の4工程で大丈夫っぽい。

(1) 板を選ぶ〜切り出す

(2) やすりで表面を整える

(3) 熱湯消毒〜乾燥(数回)

(4) 油を塗り込む〜乾燥(1〜数回)

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早速、ホームセンターへ。

ぺろぺろ丸DIYの3原則「簡単・手軽・自分でもできそう」「比較的安く」「そこそこの見た目と品質」に則って素材選び。

サイズは、大きな魚でもある程度、余裕を持ってさばけるように大きめかつ、

切り出しはめんどくさいので、はじめから切られている、横:900mm × 縦:450mm × 厚:18mm に決定。

板は、まな板にできそうで条件に合いそうなものは、杉・桐・檜・アカシアの4種類。

杉・檜は、品質はよさそうだけど金額が若干高め(と言ってもそんなに高くはないw)。まずは試しで作ってみたいので今回は却下。

桐・アカシアは、同じくらいの金額。どっちが水に強いか聞いたら「アカシア」とのことだったのでアカシアに決定。1,480円。安。


幅が小さければもっと安い。魚用じゃない普段使いならこれで数枚作れそう。


紙やすり等は、刃物研ぎ用などとして家にたくさんあるので購入する必要なし。

買ったとしても50〜300円程度。

油は、まな板に使うので食用がよさげ。ただ、油の種類としては不乾性油と乾性油がある。

サラダ油〜菜種油・胡麻油・オリーブオイルなどは不乾性油で、空気中で固まらない性質。

荏胡麻油・亜麻仁油・胡桃油・米油などは乾性油で、空気で乾燥して固まる性質。

不乾性油でも少しずつ塗れば、木が吸収するとは思うけど、

ベトついたらめんどくさいので米油に決定。380円。米油って初めて買ったw



油の代わりに蜜蝋を塗って、カビ防止+水弾きをよくすることもできるらしいけど、それは今回成功したらやってみることにする。



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という感じで、材料は揃ったので、やすりがけと熱湯消毒〜乾燥(数回)から開始。

ただ、ちょっと乾燥とかに時間を要すると思われるので、完成したら工程や感想などを書こうと思う。

素材は安いし、ある程度の材質を選べて、見た目もなかなかおしゃれで、サイズも自由自在。

これが成功したら魚用以外のまな板も自作してみようかなー!




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