東京都で船通勤をしてみる社会実験「らくらく舟旅通勤」

東京都にて、2019年7月24日(水)~8月2日(金)の土日を除く8日間の限定、

日本橋~朝潮運河(勝どき)間を各便先着順の無料(事前予約制:2019年6月21日14時~予約受付開始)で

船通勤をしてみよう、という実証実験・社会実験が行われているようです。

NHK NEWS WEB:“通勤は船に乗って” 東京都が朝のラッシュ緩和に実証実験

東京舟旅:真夏のらくらく舟旅通勤

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時間が午前7時半~午前9時までの15分間隔で1日14便あって、1便あたり40人程度が乗船できる模様。

途中乗船・下船はなさそうなので、フル稼働で1日540人、8日間で4,320人といったところですね。

日本橋~朝潮運河・朝潮運河~日本橋の両方向から同時にやっているなら単純に倍の人数。

所要時間としては、30~40分とのこと。待ち時間は除外。

土地勘がないのではっきりわかりませんが電車だとこのコースは10~20分以内程度っぽい。

時間的には、電車の約2倍程度かかる感じでしょうか。

目的は朝の通勤ラッシュの緩和。で、現状は実証・実験段階。

コースが限られてるとか乗船人数が少ないとか電車より遅いじゃんとかそういったことは置いといて、

通勤手段としての船というのが有りか無しか、というのはなかなか面白そうです。

税金の使い道としてどうなのか、というのは知らないけどw

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twitterでも様々な意見が出ているようですが、割りかし好意見が多いような感じもしますね。

中には、乗り場に行くまでの通勤ラッシュがひどかった、という意見や、

船通勤をしてみたくて会社を休んで乗った、という禅問答みたいな意見などw、

色々と面白いフィードバックを見ることができます。

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沖縄は車社会。一家に一台どころか一人に一台のような感じで、また、観光のレンタカーも多いです。

特に58号線・330号線・329号線などの幹線道路、沖縄自動車道、那覇などの人口密集地、観光地などでは、

朝~夕方の通勤時間帯、GWなどの連休や祝祭日・休日などにはかなりの渋滞が起こります。

2012年には、渋滞が全国ワーストにもなっていたようです。

ぺろぺろ丸では、以前、北部への釣行の際、

ちょうど祝祭日か海洋博記念公園でのイベントか何かと重なってしまって、

行きは1時間ほどだったのに帰りに3時間ほどかかったことがあります…。

沖縄でも効果のほどは不明ですが、渋滞緩和の対策や実証実験として、

道路拡幅や渋滞ボトルネック対策バスやモノレールでの通勤・通学を促すもの

バスレーンの時短バスレーン区間の延長最近では自動運転バスの試行などなど、色々と行われています。

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そして、沖縄にも船通勤ってないのだろうかと思って調べてみたら、海上交通(定期高速船)というものがありました!

通勤にも観光移動にも使えるよというスタンスっぽい。2019年の4月から始まったらしい。全然最近じゃん!


第一マリンサービス株式会社:那覇・本部 高速船 海からぐるっとExpress

那覇~北谷~恩納~本部の4港を結んでおり、途中乗船・下船も可能、

那覇~北谷便が1日1往復の朝夕2便、全経由便が1日2往復の朝昼夕4便あるみたい。

ただし、夏季(4月27日~9月30日まで)・冬季(4月1日~26日・10月1日~11月中旬まで)と期間に限りがあり、

それぞれ運行時間にも変動があると記載されている。また、潮位によっては恩納には発着できない場合があるらしい。

定員は146人(旅客143人、船員3人)。

移動時間は、それぞれの区間は30分程度が基本で、恩納間の前後が60分程度といった感じ。

那覇から本部まで行くと2時間程度。

料金(大人:片道)は、那覇~北谷が900円・那覇~恩納が1,500円・那覇~本部が2,500円、

北谷~恩納と恩納~本部が1,000円・北谷~本部が2,000円となっている。

往復だと片道の1.8倍。子ども・障がい者は大人の半額という設定。

出船時間が1日2回選べて、料金も思ったほどには高くない、というのは観光向けとしては結構よさげだけれども

通勤には、港からの移動費も含めた料金・期間や天候での運休・潮位次第の発着などからちょっと厳しいかなーって感じ。

ただ、どういった船なのか、設備はどうなっているのか、乗り心地はどうなのか、揺れとかどうなのか、

など興味はすごくあるので、夏季のうちの近いタイミングで1度は乗ってみたいと思う。

乗りたいだけで行きたいところは特にないのが困るんだけどw




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