船外機(トーハツ 2スト 5馬力)の燃料について

先日、ガソリンの携行缶への給油の規制強化検討について書きましたが、

今日は燃料について、いつもどういった道具を使っているのか、必要なのか、

どうやって燃料を作っているか、入れているのか、また、釣行後の処理などなどの紹介をしてみたいと思います。

何かの参考になればさいわいです。

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まずは道具の紹介。

ぺろぺろ丸では、船外機はトーハツの2ストローク5馬力を使用してます。

こちら、外部タンク式になっており、燃料がある限りは自動で供給してくれるのでかなり楽ちんです。

内部タンクもあるものの内容量的には1Lちょっとくらいでしょうか。


外部タンクは、トーハツ純正でJCI認定品の12Lのものを使用。

僕のものはなぜか燃料残量が分かるフタになっていました。また、フタには燃料吸い上げ用のパーツがついています。


ホースは、トーハツ純正で2スト用のプライマリーポンプ付きを使用しています。

長さは2.5mくらい。たしか、90馬力までOKだったような…。




燃料は、ガソリンとオイルの50:1混合燃料なので、自分で作らなければいけません。

ガソリンの携行缶は、消防法適合品の10Lを使用。いつも10Lフルで持って行きます。




ただ、携行缶のみだとちょっとこわいというのと、結構ガソリン臭がしてしまうので、

密閉できるソフトクーラーボックスに入れて、その他、必要品・法定備品の一部とかと一緒に入れています。

容量的には25L~35Lくらいかな?先輩にもらったから分からないw とにかく携行缶がちょうどぴったりと入るサイズです。




オイルは、トーハツ純正の2スト用で1Lのものを数本ほど常備。





混合燃料の作成には、2Lの混合軽量タンクを使っています。ホームセンターでもネットでも売っていますね。

ただこれ、フタの劣化が案外早いようで、密閉せずに緩く閉めるようにしているものの、メイン側がいつのまにか割れて、

半年に1回は買い替えをしています。まあ安いんだけど、フタだけのために買い換えるのはちょっとイヤな感じ…。



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次に燃料の作り方の紹介。

と言っても簡単すぎて、説明することはあんまりないw

混合軽量タンクに書かれている目盛通り、対比に応じて、ガソリンとオイルを入れるだけ。あとはひたすらシェイク。


混ざりきったら外部タンクに入れます。初めのうちは、混合軽量タンクに付属するホースを使っていましたが、

最近はめんどくさくなって、こぼれないようにうまく直接入れるスキルを身につけましたw

作成する量ですが、これは人それぞれ、ポイントそれぞれ、天候それぞれで変わってくると思います。

ぺろぺろ丸では今のところ、1回の釣行で消費する燃料は大体2~3Lほど。

しかし、入れる量が少なすぎると燃料を吸い上げきれなくなりエンジンがかからなくなって焦りますw(経験済み)

なので、ガソリン4L+オイル80mLを基本として作成するようにしています。1回の釣行でこの量を使い切ったことはないですね。

混合軽量タンクが2L用なので、2回作って入れる感じです。もっと容量の大きな混合軽量タンクもありますが、

あまり場所を取りたくないのと、2回程度だと大した手間ではないので、現在は2L用を使用しています。

それぞれの持ち込みの量としては、ガソリンは10L、オイルは1L、は持っていくようにしています。

釣場・ポイントが変わったり、ポイントの新規開拓をしてみたり、また、風・波などの天候・状況によっては、

もっと燃料が必要になることがあるかもしれないので安全対策ですね。

ガソリン10L持ち込み、4Lは混合燃料として作成、6Lは予備といった形です。

自分でもまさかと思いますが、1度だけガソリンを忘れて釣場に行ったことがありますw

その時は、同行者にガソリンを分けてもらってボートを出しましたw

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あと、釣行後の処理です。


船外機は、先日、塩抜きについて書いたので興味がありましたらそちらを読んでみてくださいね。

ガソリンの余りは、できるだけ自己保管したくないので、すぐに車かバイクに入れてしまいます。

外部タンクに余った混合燃料(1~2L程度)は、次の釣行タイミングによって変わってきます。

翌週とかにすぐ行けそうな場合には、そのまま保管しておいて、次回また注ぎ足す形にしています。

1~2週以上空きそうな場合には、ガソリンスタンドで廃棄してもらいます。

これは、混合燃料の特性上、長く置いてしまうとガソリンが気化してしまって比率が変わってしまうというのと、

ガソリンの酸化・結露などによる水分の溜まり・不純物の残留などが発生してしまうからです。

目安として、夏場では大体1ヶ月以内、冬場では大体2ヶ月以内程度では使い切った方がよいと言われています。

なので、ぺろぺろ丸では、長くても2週間程度しか置かないことにしています。

ちょっともったいない気もするのですが、劣化した燃料を使用して船外機にトラブルが起こったほうが

絶対に高くつくと思うので、定期的に破棄して作り直すようにしています。

ホースについては、構造上、混合燃料が内部に残るので、コネクタの弁を押し込んできれいに燃料を抜いておきます。

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他、定期的にショップで船外機・外部タンク・ホース諸々をチェックしてもらうようにしています。

最近は比較的、上記の感じで安定はしてきましたが、もっとコスパのよい方法があるかもしれないので、

これからも試行錯誤しつつ探っていきたいと思います。




2 thoughts on “船外機(トーハツ 2スト 5馬力)の燃料について

  1. こんにちは。
    新垣といいます。
    最近、マーキュリーシープロ2スト8馬力を中古で購入したんですが、外部タンク、ホースが無く、購入したいのですが、県内で売ってる所はありますか?
    あと、外部タンクと、ホースは、メーカーが違っても、船外機の所のパーツがマーキュリー製だと大丈夫なんですか?

    1. コメントに気がつかず、ご返信大分遅くなってしまいましてすみません…。
      県内でしたら、DASHさん・ヤマハマリンさんあたりは販売されていると思いますので、ご相談してみてはいかがでしょうかー!
      ちなみに僕の場合、船外機をトーハツからマーキュリーに変更し、外部タンクはトーハツのままで、ホースのコネクタ(数百円だったと思います)だけを取り替えてもらうことでなんなく使うことができましたー!

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