自作の船外機スタンドを新しくしてみた

市販の船外機スタンドって何気に高いんですよね…。

2馬力だと10,000~20,000円程度、5馬力だと20,000~30,000円程度…。

ぺろぺろ丸は、5馬力(トーハツ2スト)なので、結構、お高くなってしまいます。


寝かせて移動する方法はあるものの、船外機の構造上、立てておいた方が問題が起こりにくいというのと、

塩抜きをする際にはどのみち立てないといけないので、船外機スタンドはほぼ必須かと思います。




市販品は、まあ買えない金額ではないんですけど、安く・丈夫に自作できるのであれば、その資金は他に回したいところ。

さらに、基本、車に積んでの釣行となるので、自分の車の高さに合わせたいという目的もあって、

僕は船外機スタンドは自作しています。

*

現在、1年+1ヶ月使っている自作の船外機スタンドは、まだまだ全然余裕で持ちそうなのですが、

塩抜き時に水を吸って~乾燥しての繰り返しや、ちょこちょこ小キズができたりで、

若干ばかりヘタってきた気がするのと、釣りが休みで時間があったので、念のため、新たに作り直してみました。



*

必要な材料は、以下の2点のみ。

(1) 2×4の木材12フィートが1本。グレードは普通のやつです。ホームセンターで880円。

(2) 木ビスの65mm~95mm程度が適宜。好きな長さでよいかと。僕は95mmを20本ほど使っています。同じくホムセンで280円。


木材の長さは、以下の通り。

(A)高さ
700mm×2本 ※車の高さに合わせているのでここは適宜調整

(B)足
500mm×2本

(C)船外機固定部分+足
400mm×2本 ※潮抜き用容器の幅に合わせて少し幅広にしているのでここは適宜調整

余り、457.6mm



必要な道具は、ノコギリと電動ドライバーだけ。

僕はホームセンターに設置されている自作コーナーで作ったのでどちらも借りて作ることができました。

道具を用意する必要もなく非常に楽。材料を買って、作って、持って帰るだけw

ホームセンターによっては、木材カットをしてくれるところもあるので、もし頼めるのであればノコギリは不要ですね。


制作時間は、30分程度。


実際に組み立てるとこんな感じになります。分かりやすく色をつけてみました。

(A)700mmが赤、(B)500mmが青、(C)400mmが緑、です。



*

強度的に心配という場合には、余った木材などで補強を当ててあげたり、

2×4木材用のサポート金具というものがあるのでそれをいくつか打ってもよいのかもしれません。



また、防水・腐食処理などで木材に専用塗料などを塗るというのもありですね。



ただ、僕の場合、木材をビスで固定するのみの、極々単純な作り方で、

ここ1年間使ってみて特に問題は起こらなかったので今回も全く同じ作りにしています。

(強度を保証しているわけではないので試す方は自己責任でお願いします)


現状、使っているものと比べると色が全然違う…。白い…。

はじめはこんな色だったんだ~。


*

かかった費用は、計1,160円。安。

そして、現状、船外機をボートに載せている時以外、ずっと自作スタンドに載っかっている状態で、

正確には、1年+1ヶ月を余裕で耐久しているので、まあ丈夫と言っても問題ない気がします。


また、今回、紹介した木材のそれぞれの長さは、ぺろぺろ丸仕様となっていますが、

高さを変えたり、船外機固定部分の幅を縮めてコンパクトにしてみたり、足にローラーなどをつけて移動しやすくしたり、

好きなカラーにしてみたり、他にも色々と自分好みにカスタマイズできそうですね。


もちろん、市販品には市販品のよさがあると思いますが、自作は自作でいくつもメリットがあると思います。

材料は安いし、すごく簡単に作れるので、船外機スタンドどうしようと思っている方は一度作ってみてはいかがでしょうか。

*

月末は無人島キャンプの予定なので、古い自作スタンドはバラして焚火の燃料にしようかなー。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA