西表島のマングローブで新種の甲殻類を発見

北海道大学大学院理学研究院の研究グループが、沖縄県西表島のマングロープにて新種の甲殻類を発見したそうです。

北海道大学 大学院理学研究院 – 研究ニュース

北海道大学 プレスリリース:西表島のマングローブから新種のタナイス目甲殻類を発見

詳細な形態観察の結果、これまで北西太平洋では観測されたことのない未知の種ということが明らかになったそうで、

新種として、テレオタナイスマダラ(Teleotanaismadara)として報告されたということです。

タナイス目甲殻類… マダラタナイス科… 初めて聞いた。

ちょっと調べてみたところ、すっごい小さな甲殻類で深海・浅海、海底の砂泥や海藻の隙間、珊瑚礁やマングローブ、

深海海溝部の熱水噴出孔・冷水湧出帯などなど様々なところに分布・生息しているらしい。

色々な種類がいて、デトリタス(生物遺体・生物由来の破片・微生物の死骸・それらの排泄物を起源とする有機物粒子)を

食べるものもいるということなので、多分、生態系のとてもマクロなところの存在なのでしょうか。

標本画像をみると、3mm程度でかなり小さいようです。よくみつけたな…。

生態系や生物多様性の保全のため、こういった研究がされているのですね。すごく壮大だなー。

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以前、釣り友先輩が遊漁船での釣行中、見たことがない魚を釣ったらしく、

締めずに美ら海水族館に連絡したところ、沖縄ではこれまで観測されたことがなく、

日本に3匹(うろ覚え)しか展示されていないとてもめずらしい魚ということで、水族館職員が引き取りに来て、

現在、美ら海水族館に展示されているという話をしていた。

さらにその翌週~あたりには同遊漁船の船長が同じ魚を釣りw、同じく展示されているらしい。

今のところ、日本に5匹しか展示されていない珍しい魚のうち、

2匹は知り合いが釣ったものが展示されていると考えるとなかなかおもしろいw

まだまだ、その地域では見られたことのないめずらしい種や未知の種というのはたくさんいるんでしょうね。

以前、沖縄でブリが釣れたって話もありましたし。

一度はそういっためずらしい魚・新種を釣ってみたいとは思いますが、

僕だったら気づかずにというか、ボートにイケスもないし、

よくわからんけどとりあえず締めとこ!って感じで締めてしまう気がするw




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