シルイユー(シロダイ)の津本式 究極の血抜き・保存・解体、で炙り刺身

前々回の釣行で釣れたシルイユー(シロダイ)ですが、

帰宅後、片付けが終わってから津本式 究極の血抜きを行って熟成していました。

そんなに大きくない魚なので、ちょっと日和って熟成期間は5日のみ。

動画は、3倍速で津本式 究極の血抜き~保存~解体まで一気にまとめてみました。

手際は特段よくはありませんが…、いつもこんな感じでやっています。

参考になるかはわかりませんが、よかったら観てみてくださいね。

尻尾を切る際、勢いあまって切り落としてしまっていますw 釣行後で疲れていますねw




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今、ぺろぺろ丸が行っている最新の津本式 究極の血抜き~保存までの手順についてはこんな感じです。

道具(公式も代替品も含めて)などについてはこちらの記事をご参考ください。

[ 血抜き工程 ]

(1) 尻尾の付け根を切り、エラの大元の太い血管を切る。

(2) 神経抜きをしていない場合には、締め具などで神経抜き。ノズルで抜けるなら無くてもOKかと。

(3) ノズルで尻尾から神経を抜く、血管からも注水を行う。

(4) エラ側からホースを入れて圧迫しつつ尻尾部分から血を抜く。

(5) エラ・腹を切って内臓を出す。腹は極力小さく切った方が腐敗しにくい。

(6) 血合い部分を取る。竹串を束ねたもの・歯ブラシ・その他器具などを使用。

(7) 体表粘液をこすって落とす。包丁の背やスコッチブライトなどを使用。

(8) しばらくたてかけて水気をきる。

[ 保存工程 ]

(9) 水気を拭き取る。布巾やキッチンペーパーなどを使用。

(10) ミートペーパーを腹にも入れつつ全体を巻いていく。新聞紙などもあり。津本式公式では青紙を使っていたはず。

(11) ラップで空気を抜きながら包む。できるだけ空気にふれずに弱真空にした方が腐敗しにくい。

(12) さらに厚手のビニール袋に入れて空気を抜く。荒巻鮭袋や長めの野菜袋などがあると便利。

(13) 魚体に負担がかかりにくいよう冷蔵庫にスポンジを敷いて保存。本来は水に浮かべて保存するがそんなスペースない…。

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もともと内臓に結構な脂がついていたのですが、熟成することによってさらに増した感じがします。

さばいていると包丁に結構な脂がつきますね。



シルイユーは皮も旨いので皮は引かずにバーナーで炙ってみました。



ちょうど冷蔵庫にシークヮーサーがあったので添えてみたりして食べると…

うまーーーーー!



基本的には淡泊で上品な感じなのですが、若干の甘みと旨味があってとても美味しいです。

また、皮を炙っているので、香ばしさがより一層旨さを引き立てていますね。

シークヮーサーとの相性も抜群。

腹身の部分には特に脂がのっていて、背の部分に比べるとより旨味が強いです。

そんなに大きな魚ではないので、全部食べてしまおうかと思っていたのですが、

あまりに美味しかったので、半身はぺろぺろ丸の相棒におすそわけ。

アラや頭・カマは冷凍してあるので、そのうち、魚汁や焼きで食べようかと思います。

シルイユー(シロダイ)は、ジギングでなかなか狙って釣れる感じではないけど、

まあまあよい引きだし、こんなに美味しいので、ぜひまた釣りたいですね。まじ刺身充。




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