
前回、タトゥーシールを使って、ジグにカンパチのベイトとなるムロアジの写真をプリントしてみました。
もし、興味のある方がいらっしゃいましたら、以前の記事を読んでみてくださいね。
こちらは「我流のひと」という方のYouTubeチャンネル内の「魚の写真を印刷してジグに貼ってみた」を参考にしています。
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そして、前回の反省を活かしつつ、サイズや色味などなどを何度か試しながら、
今回は、新たに沖縄の県魚のグルクン(タカサゴ)の興奮パターンを作ってみました。
グルクンの生体は、海中では青い色をしているのですが、興奮している時・寝ている時・死んだ時などには身体が赤くなります。
ですので、捕食されそうになって興奮して逃げているような感じや、寝ていて油断している感じなども醸し出しつつ、
力尽きてフワフワと漂っているようなフォールしているような、そんな雰囲気で誘いを入れられたらいいなと思って調整しました。

割りとグルクンっぽい気がしなくもないw

これはなんか釣れそうーーー!
きっちり乾燥させてからレタッチしてケイムラコートをして仕上げたいと思います。
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試作や調整などの諸々で分かったことは、以下の6点。
・タトゥーシールはジグよりもひと回り大きくした方が貼りやすく調整しやすい
・タトゥーシールをカットする際は絵柄ピッタリよりもまわりに若干のバッファを取った方が調整しやすい(白い所は透明になるし)
・目は先にカッターで抜いていた方が楽
・ジグは塗装を落として鉛色の状態にしてから貼った方が色がのりやすい気がする(シルバーホロ以外は試していないけど…)
・魚の写真については解像度72dpiとかでもまったく問題なし
・魚の色味はちょっと濃い目に調整しておかないとかなり地味になる

ただ、このタトゥーシール、貼るのに慣れるまでは若干のズレなどはどうしても出てしまうかと思いますので、
そこらへんは、定着後に色を塗るなどしてレタッチでディティールを調整しながら、
最後はケイムラコートで仕上げる感じになるかなーと思います。
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あと、前回と今回作った、ムロアジ・グルクンの調整済みデータは以下に公開しますので、
シャウト!のステイ200gを使っている人で、もし興味のある方がいらっしゃいましたらぜひ試してみてくださいね。
A4サイズにジグ5個分の写真が入っています。




シャウト!のステイ200gはこちら。
できれば手持ちの塗装がボロったやつの方がいいと思う。
タトゥーシールはこちらを使用しています。
簡単な手順はこちら。
(1) インクジェットプリンターにタトゥーシールをセットして、上記のPDFデータを印刷。
(2) 印刷したシートに粘着剤シートを貼り合わせてカット。
(3) 片面ずつジグにタトゥーシールを貼って水をつけながらシートを滑らせて取る。
(4) 片面が乾いたらもう片面も同様に貼り付けて乾かす。
(5) 必要があれば色を塗るなどレタッチして、トップコートもしくはケイムラコートを塗って完了。
詳しい手順は、「我流のひと」さんの「魚の写真を印刷してジグに貼ってみた」をご確認くださいね。
動画でわかりやすいです。
気が向いたら、シャウト!ステイ200g以外でも作ってみようかな。
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で、肝心な釣果のほどなのですが、連日の釣りお休みのおかげでまだ全然試せていないので、次回からガンガン試してみたいと思います。
釣れるといいなーーー!