タックル諸々を借りて自作サイドフロートのテスト釣行(1回目)


※2月の出来ごとを記事にしています。


例の転覆から船外機は買い直しサイドフロートを自作し、

装備や諸々を買い直し・見直して約1ヶ月。

復帰は、春くらいまではかかるかなーと思っていたけど、1ヶ月もかからずなんとか海には行けるような状況になった。

ただ、海には行けるんだけど、カンパチジギング用タックルは水没してからまだ買い直していない…

しかし、浅場用の軽めなタックル、餌釣り用のタックルはあるので今回はそれでいいかなと思っていたところ、

ぺろぺろ丸の相棒(なかなか釣りに行けない人)から、

「どうせおれ全然釣りに行けないしタックル使ってていいよ」というありがたいお言葉をいただく;;

相棒のタックルは、ロッドが SHIMANO GAME Type Slow J の B686。ジグ重量MAX450gまでのやつ。




リールが SHIMANO OCEA JIGGER 3000HG(右)。ラインはジガーMX600m3号を巻いてある。ほぼ新品…。




スロージギングなタックルを使ってみたかったのでめちゃめちゃ嬉しい…!

ジグは、転覆から生き残った200gが5本くらい、300gが1本のみ。せつない…。

まあ少ないけど、まずはこれで試してみるかーと思っていたら、

今度は、ハンター先輩から「重めのジグ借りてていいよ」と300〜400gのジグを貸していただいた。なんとありがたいことか;;


あとはリーダーやらプライヤーやらタモやらギャフやら諸々の細々したものを買い直して、最小構成で行こうと思っていたら、

さらに釣り仲間の別の先輩から「リール1個じゃ不安でしょ、使ってないジガーあるから持ってって予備で使ってていいよ」と

ジガー3000HGを貸していただいた…。なんだこのやさしい世界;;


本当に仲間や周りの人に恵まれているなぁと実感する…。ありがたすぎて涙が出そう…。

ジガー3000HGを2個とか転覆前より装備が充実しているw

*

そんな感じで色々な助けがあったおかげで、タックルや道具もなんとか整った!

で、2020年2月22日土曜。天候がよさそうなため、サイドフロートのテストを兼ねての復帰戦。

ちなみにカメラは買い直していないので映像はありません…。

久々の海かつ転覆後ということでろくに写真を撮る余裕もありませんでした…。

当日は、曇り時々晴れ、東よりの風1~2m/s、中潮、満潮7時半くらい・干潮13時。そんなにうねりもない。

ほぼ1年ぶりくらいに海に出る仲間も合流して、ボート3隻での釣行。

久々の海ということで入念に準備・確認を行う。

必要なものを載せてから、自作のサイドフロートをセッティング。


なかなかいい感じに固定されている。あとはこれで浮力・復元力などが変わるといいんだけれど。


実際に荷物を載せてみると、中央の支えがほんの少し圧迫感があるかなーという感じ。


船外機も海では初めての稼働なので入念にチェック。マーキュリーよき。


あれこれ準備や確認にやや時間がかかってからの出航。8時くらいだっただろうか。

いつもより1時間くらい遅いけど、転覆後、久々の海だし、今日は釣行メインではないので全然焦らない。

まずはパドルを使って岸から少し離れる。

それから船外機を稼働。なんなくかかった。若干長めに5分ちょっとアイドリング。

自作サイドフロートは、ちゃんと喫水ラインより少し上になっているみたいだ。

アイドリング完了で、とりあえず、様子見でスロットル3~4割でゆっくり浅場をうろうろしてみる。

船外機は、以前の古いトーハツ5馬力よりもなんかトルクがある感じでスムーズに動く。いい感じ。

自作サイドフロートは、うねりがほとんどないため、この段階では効いているのか効いていないのかよくわからない。

もうちょい速度を出しつつ、より深場へと移動してみる。

スロットルを5~6割程度まで開けるとやっぱり以前のトーハツ5馬力よりも速い。全然音が違う。

ただ、ボートの荷物のバランスが若干変わったからなのか、自作サイドフロートの位置の問題なのか、

船外機自体のバランスが変わったからか、チルト位置の問題なのか、どれなのかはよくわからないんだけど、

ほんの少しボートの前方が浮いている感じがする。

続けて試す。

さすがに全開まではできないけど、7~8割までスロットを開けてみるとやっぱり前が浮く感じがする。

もしかしたらこれが正しくて、以前がよくなかっただけなのか? とも思ったけど、正解が分からない…。

自作サイドフロートはやや後方が水面に微妙に接している感じ。後ろはもうちょい高くしたした方がよさげ。

そして、横揺れがないため、効果のほどはこの時点でもよく分からない…。

さらに続けて、水深100m近く。結局、1時間近く色々試してみた。

まあ問題なく普通に走ることは分かったし、バランス調整は随時やっていくことにして、釣り開始。

はじめてのスロージギング。

YouTubeでスローなしゃくりを色々と勉強したのでその通りにやってみることにする。

まずはいつもの200gのパイロットジグから落とす。

いざしゃくってみると、ロッドが柔らかくて長いからか、めちゃめちゃジグが軽く感じる。

あと脇じゃなくて肘で支えるスローなしゃくりが割りと難しい。

練習あるのみとしゃくり続ける。

どうやら今日は上潮だけ流れているようだ。

水深は120mあたり。もうちょっと重めのジグを落とそうと300gに変えてみる。

ハイピッチの際には、300gは結構、腕にきて疲れるんだけど、スローだと全然重くないし疲れない!すげー!!!

ただ、肘での支えがなかなかしっくりこないw

しゃくりながら肘の右側とか左側とかにスルッと抜けてしまう。みんな実はテープか何かで固定してるの?w

さらに水深が変わり、もうちょっと重めでもと400gをしゃくってみるもハイピッチの際の240~260gくらいの体感。

これはとてもよいものだ。400gをしゃくり続けても全然疲れない。一日中できる。

タックルの買い直しで、ハイピッチとスローピッチのどちらから買おうか悩むなこれは…。

そしてその後は潮止まりからのベタ凪。

全く当たりがない中、ハンター先輩からアカヤガラが釣れたとの連絡が入る。

こいつが釣れるということは潮は動いていないということ…。

何度かヌルっとした当たりはあるけど全然乗らない。

沖の表層に小さいカツオのような何かが跳ねてはいるけど、表層に投げるようなものは持ってないので無視してスロージギングの練習。

(後で知ったけどキハダかメバチマグロだったっぽい)

その日は沖縄本島北側に前線が近づいていたのでお昼すぎの早めに撤収。釣果は無し。

*

ハイピッチのガンガンしゃくってドーンってくる当たりがとても好きなのですが(文字にするとすごく頭が悪そうw)、スローも楽しいかも。

しばらくは、借りタックルなのでその間にスローの練習をしよう。

あと、結局、終始おだやかな海況だったので自作サイドフロートの効果のほどはいまいち分からなかった…。もうちょいうねりが入ったりすると分かるのだろうか。

ボートのバランスについては、普通にゆっくり航行する分には全く問題なさそうなんだけど、

荷物位置・船外機のチルト位置・自作サイドフロートの固定位置などなどを少しずつ調整して、よいバランスをみつけようと思う。

他、精神的なところで、ちょっとくらい転覆がトラウマになったりしているのかなーとかも思ってみたりしたけど全然そんなことはなかった。

やっぱ釣り楽しい。




2 thoughts on “タックル諸々を借りて自作サイドフロートのテスト釣行(1回目)

  1. 復活おめでとうございます。
    YouTubeへ動画が上がるのを楽しみに待っています。

    1. Stswさん
      コメントありがとうございます!
      天候・海況や新型コロナウイルスでの自粛もありますので、、今のところ、
      いつ釣行可能になるのかはわかりませんが、気兼ねなく行けるようになったら動画をアップしたいと思います!

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