自作サイドフロートのテスト釣行(2回目)


※3月の出来ごとを記事にしています。

前回のテスト釣行から約1ヶ月が経過。

新たなメインタックルを試したくてうずうずするも天候やら何やらでなかなか行けませんでした。

が、やっとのことで天候に恵まれて、2回目のテスト釣行へ。

この時点でもカメラの買い直しをしていなく、まだ余力もなかったために映像・写真ともにまともなものはありません…。

*

2020年3月20日金曜(春分の日)。この時まで沖縄では新型コロナウイルス感染症の陽性者が2月判明の3名のみ。

早朝だけ若干の雨~曇りのち晴れ、東~北東よりの風3~5m/s、長潮、満潮6時くらい・干潮11時半くらい。

今回も前回同様、ボート3隻での釣行。

1回目のテストでは、自作サイドフロートの後方あたりが若干ばかり水面に接しているようだったので、

2回目は、もうちょっと高くして水面からより離れるように調整を行う。

あと、前回、ほんの少し前が浮いている感じがしていたので、どうにか前を少し重めにしたいなーと思って、

とりあえず、前方に置いているクーラーボックスに結構な量の海水を入れておいたw やせ細った人間1人分くらいw

そして、準備完了で出航~アイドリング~完了からの移動開始。

早朝はうねりもなくおだやか。なんか海の表面に海藻がやたら浮いているので巻き込まないように避けながら進む。

ボートのバランスは、前方の浮き対策としてクーラーボックスに海水を入れたのが功を奏したのか、

前回のような前が浮いている感じが全然しない。

現状、これは根本的な解決ではないけど、とりあえず、前方を少し重くすると浮かなくなることはわかった。

それをふまえて、どうするかは後で考えることにする。

*

ここからは釣行。水深180mあたりから水深200mのお気に入りポイントまでの流れを予想して流し始める。

長潮ということもあり、うねりもあまりないためそんなに期待していなかったけど、潮は表層と底付近が意外に動いている様子。

もちろん新メインタックルから試してみる。

わくわくしながらフォールで意味もなくフォールレバーを上下させてみたりw しかし数回で飽きるw

使用感としては、17ジガーよりもハンドルの握りが楽。全然手が痛くならない。これはよい。

あと、巻き心地も心なしかスムーズな気がしなくもない。

もうひとつ、嬉しいところは、今までライン放出の際には親指でPEを軽く抑える感じだったんだけど、

スプールエッジが抑えやすくなったため、指で直接的にPEを触らなくてもよくなったこと。PEが若干だけど長持ちするかも。

テンション上がり気味にしゃくり続ける。

テンションが上っているからか300gのジグでも全く疲れないw

そして、水深190m手前あたりから反応が出始め、何か食うんだけどフッキングには至らない、という当たりがちらほら。

当たり重さ的にはそんなに大きくはない感じ。30~50cmくらいの何か。

しばらくしてから、スローの練習もしないと、と思ってタックルチェンジ。

ハンター先輩に借りていた、シャウト!のSTAY400gでしゃくっていると、着底から10mあたりでグインという当たり。

そんなに大きくはない。さっきから出ている当たりがやっとフッキングした感じ。

スロージギング初の当たりだったので、ロッドを折らないように(スローロッドは細身で折れやすい)慎重に上げていく。

海面に見えたのはカツオ。ちょうど40~50cmくらい。

こいつらがさっきから当たっては抜けを繰り返していたのかー!

と思い、これまたロッドを折らないよう(借り物)入念にタモ入れをしようとしたら、

フックの刺さりが浅かったらしく、タモから逃れて海にお帰りに…。くっそ…。久々のお魚だったのに…。

同時刻・ほぼ同ポイントでハンター先輩も釣れていたらしく、後で見てみたらハガツオだった。

多分、逃したやつもハガツオだったと思うんだけどもったいないことをしてしまった。泣。

ロッド折れが怖くてフッキングを綺麗に入れられなかったのかも。もうちょっとスローロッドに慣れなければ…。

しばらくしてポイントを通り過ぎたので、再度、入れ直し。

今度はハイピッチタックルにチェンジ。

相変わらず、当たりはちょこちょこあるものの乗ってこない(乗せられないとも言う)。

しかし、テンション高く疲れもなく、SFCのarc320gをしゃくっていると、ゴツーンとしたでかい当たりが!

これ絶対カンパチ!そして大きい!でももしかしたらスレかも?

スローロッドじゃないのでガンガンフッキングを入れて巻いていく。刺さりはOKぽい。

なるべく反転させないようにしていて、フルドラグに近いくらい絞めているのにドラグが出る。絶対捕りたい…。

中層付近まで上がって、それでもまだドラグが出る。

スレがかりかな?中層まで来たしちょっとやばそうだからドラグ少し緩めるかな?

と思った瞬間にドラグが鳴って、フッと軽くなる…。

絶対はずれたな…、と頭では分かっているものの、もしかしたら上に泳いでいるのかも!

と淡い期待をして巻き巻き(ジギングあるあるですよね)。やっぱりいない…。泣。

巻き上げてみたら、結束からはずれていた…。Oh…。

原因:PRノットがヘタ。

くっそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

やっと今年初のカンパチが来たと思ったのに…。ちくしょう…。ちくしょう…。おのれのPRノットのヘタさを呪う…。

とりあえず、魚はいる、当たりはある、しゃくり続ければチャンスはある!

まだ、船上PRノットには不安があるので、ハイピッチは諦めてスローでやってやる!と思い、

一生懸命しゃくっていると、うねりが出てきて、さらに同行者のボートの船外機の調子が悪く流されてしまったため終了。

同行者は、ポイントから2kmくらい流されていて、最悪、引っ張ることも考えつつ向かったけど、

なんとか動かすことができたので、念のため並走しながら無事に着岸。よかった。

やっぱこういう時、複数人での釣行って安心だよなと思う。

*

ボートについては、今回、前回と同じく、海況がおだやかで自作サイドフロートの効果はわからないかもなーと思ったけど、

最後にうねりが出たことで、以前よりも横揺れが多少軽減されていることに気づいた。

今回、唯一の動画(短いけど)。ハンター先輩が撮ってくれていた。

やっぱり、自作サイドフロートの効果はある気がする。



あと、これはセッティングの問題だけど、自作サイドフロートの後ろの部分を止めている荷締めロープの位置が悪く、

1~2回はずれることがあったので、次回はセッティングをもっとシビアにしなければ。

バランスについては、前回よりも全然よかった。

もうちょい調整や工夫は必要だと思うけど、多分、あと1~2回くらいテストができれば安定しそう。

釣行の方は、冬場に比べたら割りと活性は高くなっている気がする。

それから、スローロッドにもう少し慣れないといけないと思う。水平なら大丈夫なんだろうけど、やっぱちょっと折りそうで怖い。

しかし、一番の大きな問題は PRノット! もう一度、始めから練習しなおしせねば! くやしいいいいいい…。




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