新型コロナウイルス(SARS-CoV-2/COVID-19)と釣り自粛の考察:続報(追記あり)


※個人の感想です。各々で調べての判断をお願いします。集計・計算などの数字が間違っていたらすみません。

まだまだ全国的に様々な取り組みが続く状況にある、

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策ですが、

以前、記事を書いた時点から色々と進展がありました。

*

まず、2020年4月16日、緊急事態宣言が全都道府県に拡大され、

さらに、5月4日、緊急事態宣言が5月31日まで延長とされ、同時に政府専門家会議より、

新たな感染者数が限定的になった地域では「新しい生活様式」に切り替え・移行していく必要があるという提言がありました。

また、沖縄では、ゴールデンウィーク期間中の感染拡大防止対策として、

県営・市町村営の公園やビーチ等の施設の閉鎖(駐車場含む)・パトロールの実施、渡航自粛要請、衛生対策のさらなる徹底などなどが発表されていました。

比較的、釣りに関係がある部分としては「県管理漁港・農林水産部所管海岸の閉鎖およびパトロール実施」として、

「釣り人等の一般利用者が集まり3密とならないよう、利用自粛要請看板の設置、駐車場閉鎖、侵入防止柵などの設置、利用者への自粛の呼びかけ」などがあげられていました。

沖縄県内の陽性患者数については、

以前、記事を書いた際の4月14日までの累計77人から、5月6日までに66人増の143人となっています。

およそ2倍くらいにはなっているのですが、3月23日から4月中旬にかけて起こった急激な増加(約10倍)から考えると、

4月後半からの減少、また、5月に入ってからの陽性患者数0人という部分を鑑みてもある程度は減少傾向にあると言えるのではないでしょうか。

ただし、GW期間中の県外からの渡航者予測が約8,000人とされているので、まだまだ予断を許さない状況です。

*

そういった状況からか、5月5日、沖縄県から

沖縄県の新型コロナウイルス感染症緊急事態措置の延長について

新型コロナウイルス感染症沖縄県緊急事態宣言を受けた沖縄県実施方針の変更について

沖縄県における活動再開へのロードマップ

新たな生活様式

という4点が発表されていました。

まあなんというか政府や自治体の発表って例のごとくかなり分かりにくいのですが、

ぺろぺろ丸的意訳だと、

「緊急事態措置は一応、5月31日まで予定するけど、様子をみながら措置の必要がなくなれば31日を待たずして緩和・解除するよ」

「緊急事態措置解除・活動の再開までの目安を2段階で設定したよ」

「政府提言の新しい生活様式を見てね」

といった感じでしょうか。

*

気になるところとしては、マイボートでの釣りに行けるかどうか(問題は色々と山積みですがここは釣りブログなので…)。

もちろん、一般的な対策は、引き続き行う前提として、現在、パッと思いつく懸念すべきところは下記の5点あたりでしょうか。

(1)「GW期間中の取り組みについて」で行われた、

「利用自粛要請看板設置、駐車場閉鎖、侵入防止柵設置、自粛の呼びかけ」などがどういったタイミングで緩和・解除されるのか。

(2)「沖縄県実施方針変更」では、「不要不急の外出の自粛」の強調が外れているようにも読めるし、

「新たな生活様式を徹底していただく必要がある」とあるけど、何やら確定的でもない。GW明けの様子次第なのかな。

(3)「沖縄県における活動再開へのロードマップ」に対して、どの時点で切り替わるのか感覚的に分かりづらい。

「段階的な活動再開」になりさえすれば「不要不急の外出自粛」が完全に外れるので、釣りは問題なさそう。

(4)「新しい生活様式」を読む限りでは、「不要不急の外出自粛」が外れて 「遊びに行くなら屋内より屋外」とあるので釣りは問題なさそう。

しかし、これもいつから移行するのか分かりづらい。 緩和・解除後らしい。

(5)「自粛警察」と比喩される行き過ぎた系統の人が全国的に一定数存在していて逮捕者も出ているようだけど、

上記の緩和のラインが曖昧であれば、釣行時にもしかしたら危害を加えられる可能性があるかもしれない。

多分、国も県も実質的な責任を取りたくない・全てに保証ができない・細かすぎるところは決められない・地域によっての違いなどといった部分で、

なかなかはっきりくっきりしたラインを設けるのは難しいと思うので、まだしばらくは状況観察が無難かな。

GWもずっと自粛生活だったので、そろそろ釣り行きたい…。

カンパチ釣りたい…。

*

[ 追記 ]

上記、ロードマップの段階を次に進めるための条件として、下記の(1)〜(3)をすべてクリアしなければならない。

(1) 新規患者数が10万人あたり1人 / 週未満

(2) 入院患者数が10万人あたり1人未満

(3) 感染経路不明の患者が少なくとも7日間確認されていない

これに実際の数字を照らし合わせて考えると、現在、2020年4月1日推計の沖縄人口が1,451,676人とされていて、5月6日までの累計では、入院患者数が計69人、内、軽症・中症等が64人、重症が5人。

(1) 14人/週未満なので今のところクリア

(2) 14人未満となるにはあと56人の退院が必要

(3) 4月25日の県発表+沖縄タイムス調べでは、現状、21人が感染経路不明だけど週で見ると(1)と同様に今のところクリア

GW明け、本日5月7日を含む以降の集計〜経過次第ですが、緩和・解除までにはまだ時間が必要そう。




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