5馬力ハンターボートのカートップについて


旧ぺろぺろ丸もその前に乗っていたカヤックもカートップでしたが、

新ぺろぺろ丸ももれなく同様にカートップです。

ボート等を車の上に載せるには、カーキャリアの設置が必須。

これまでと最新のキャリア事情については、先日、艤装と併せて簡単には書いてみましたが、

キャリア以外の部分がどうなっているかなど、細かいところも紹介してみたいと思います。

5馬力ハンターボートの艤装:回転椅子台座・机・ロッドホルダーの作成

*

まず、必要なものは、ボート等をキャリアに載せた後、縦・横滑りさせないよう固定するためのラッシングベルト。

締める機構部分には、ラチェット式とベルトバックル式(?)みたいなものなどがありますが、

メインで留めるところは強固さ的にラチェット式一択かなと思っています。

旧ぺろぺろ丸には、ボート自体にラッシングベルトを通すような穴などはなかったのですが、

旧キャリアとのサイズ感が超絶シンデレラフィットだったため、通し穴なしでも全然問題ありませんでした。

ただ、安全面を考慮してというのと、キャリアの構造的な部分から、

わりと太めの紐のこんな感じの両端がツメのようなものを使用していました。



これはボート引取直後で以前のラッシングベルトを使っているところ。


で、今回、新ぺろぺろ丸にするにあたって、以前とは別タイプのキャリアへの交換が必要だったことと、

ハンターボート自体に持ち手となる穴やサイドフロートを固定するための穴があり、

ラッシングベルトを通しての固定ができそうだったことから、

以前とは別のこんな感じの両端がループになっているものへ変更してみました。



メインで固定する場所としては、ここ。ボート前方と後方の2箇所。


ハンターボート製造元のフォーシーさんがこれを計算して作ったのかどうかは聞いていないのでわかりませんが、

前は持ち手となる穴、後ろはサイドフロートを固定するための穴となっていて、

どちらもこの穴にラッシングベルトを通して固定することができます。

これは前。


これは後ろ。



なんというぴったり感。よい!

固定にはこの穴にベルトを通して、キャリアのバーを巻くようにしつつ、ループから終端を通す、

といった形になっています(文字にするとものすごくわかりにくいね)。前後とも同様。


ラチェットのついている固定側はこんな感じ。

このラッシングベルトは全長5mで、固定側0.5m・調整側4.5mとなっていて、

実際に留めてみると、調整側の終端がかなり長く邪魔すぎるのでよさげなところでぶった切って、

ベルト紐の編み込みがほつれないようにライターで炙っています。


調整しながら前後徐々に締めるとちょうどバーのセンターで固定できます。

センターからちょっとでもズレてると気持ち悪い…。


今回、フラットバータイプのキャリアに替えたことで、

なんか滑りそうだな… と、ボートの固定に若干の不安を感じていたのですが、

この穴があることでかなり頑丈に固定することができています。

多分、これが取れて飛んだりする時というのは、ベルトの緩み以外では、

ベルトちぎれ・ボートちぎれ・キャリアごと・車の雨ドイごと・もしくは車の屋根ごと吹っ飛ぶ時くらいなのかなーと思います。

ただ、ベルトの緩みに関しては、車が止まっている時にかなりきつめに締めても

走っていると振動などでどうしても段々と緩みが発生してしまいますので、

そこに関しては、結構、運転中の異音や上部からの振動などの確認・

乗り降りごとに頻繁なチェック・締め直しなどを行っています。

また、念には念を入れて、ボートの正面前方・後方も固定しています。

正面前方にはロープタイプのベルトを使用。



こんな感じ。上部はパラシュートアンカーを留めるためのロープにひっかけて、

下部は車の下の牽引用(多分)の金具にひっかけて固定。あ、今年の8月に車検だ。


後方正面にはメインで留めているラッシングベルトの終端がツメになっているタイプを使用。



ボート後方の左右の持ち手には、それぞれロープを入れていて、

さらに別でY字のロープを作り、端々にどこのご家庭にもあるステンのカラビナをつけ、

上部はそこにラッシングベルトのツメをひっかけ、下部は車の下の牽引用(多分)の金具にひっかける形。

(文字にするとなんか下手くそが作った説明書みたいですね)


ベルトや金具部分などは、特にガラス面やワイパーにも干渉せずいい感じ。

前後左右の4方向を固定すると大分強固な状態。


ただ、後方正面の固定については、現状、無くても特に問題ないことと、

バックドアの開閉の際にかなり邪魔ということから、

高速道路走行時・遠出時・強風時・荷物満載時などの時に固定することにしています。

もしかしたら、こちらも前方正面と同じロープタイプでもよいかもしれません。

あと、これは必須ではないのですが、一応の保険というかおまじないというか、

バイク用のケーブルロックもつけておきました。



ぶった切ろうと思えばすぐ切れそうな気もしますが、抑止力としてはまあ有りかなと。

そしてこれ、暗いところでも開けやすいように鍵自体にLEDがついていますw

そんなに明るくはない上に赤色w なんで赤にしたしw


*

とりあえず、これで今のところは、

緩みのチェックさえちゃんとしていれば、高速道路走行も全然問題なし。

最近、一定の目安にしているのは、前方正面のロープのテンション。

乗り降りごとにチェックはしているものの、ここが緩んできたら、

早めに車を止めて再チェック・締め直しをするようにしています。

ボートにしろカヤックにしろ、これだけの重量のものを絶対に人や車などに当てるわけにはいきませんし、

楽しいはずの釣りに行く前・途中・後に事故、というのは絶対に避けたいところ。

海上はもちろんのこと、カートップは陸上でも気をつけましょう(フラグではない)。

*

これはラッシングベルトと併せて、キャリアのチェンジノブを締めているところ。

ハンター先輩INO@沖縄さんに教えてもらった翌日に予備も含めて2個も買った、ベルトレンチw



今度、タイミングを見計らって、実際に車に載せるところとか、固定するところ、

他、準備手順や風景などなども動画にできたらいいなと思う。




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