名護湾:シルイユー・センニンフグ / 21.04.03 SAT



新暦:2021年4月03日(土) / 旧暦:2月22日
天気:曇り
気温:20~24℃程度
水温:表層で22℃程度
潮汐:中潮、満潮10時半ごろ、干潮17時半ごろ
風 :北より1~3m/s程度
波 :0.4~0.6m程度

*

新艇ハンターボートでの3回目の釣行。

今回は、ハンター先輩momoさん・INO@沖縄さんたちの4艇。

釣行動画はこんな感じです。


*

まずは、課題から。

前回、改善しようと思っていた部分として、フラッグ(認証旗)の変更・目立つ工夫をしてみた。

他、カメラ位置調整は、長めのカメラケーブルが届くには届いたんだけど、音声入力ができずに返品…。また探さねば。

自動排水装置は時間的な問題でまだお預け。

フラッグは、オレンジの吹き流しにしてみました。これは目立つ。

防水オックスフォード生地というものらしく、軽くてシャカシャカしていて耐久性もありそう。縞の部分は反射材。




ポールはついていないので、ホームセンターでステンの長さ1800mm×径10mm程度のポールを買って、

併設の工作コーナーで、ポンチとボール盤を借りて穴あけ。ボール盤便利! 置く場所なんてないけど欲しい…。


穴にはチェーン的なものとステンカラビナを通して、フラッグに結んだステンリングをつけるだけの簡単構造。

ただ、実際に使ってみると、フラッグ側のリングがちょっと重い感じがしたため、次回はリングは無しにしてみる。

カラビナももっと小さくていいかも。


フラッグは、Amazonで 60cm / 899円。安。

ポールは、ホームセンターで1,000円くらい。チェーン・カラビナは、同じくホームセンターでたしか数百円程度。

計2,000円ちょいくらいかな。


ポール付きのフラッグ自体は、中華品とかで2,000~3,000円程度で売ってはいるので、

サイズとか質感とかにこだわりがなければ、もしかしたら買った方が早いかもですね。こういうやつ。



ちなみに以前、竹と100均旗で認証旗を作っていて、それでも全然問題なかったのですが、

今回、せっかくハンターボートに乗り換えたし、耐久面・カラー・ポールの高さ・

旗分離での収納などなどを調整したかったので作ってみました。

実際、特に問題はなさそうなので、しばらくはこれでやってみます。


あと、目立つ服としては、今回は、モンベルのストームバイカージャケット(オレンジ)というものを買ってみました。

普段、バイクにも乗るのでどっちにも使えるかもってのと、モンベルにしてはめずらしくXXLサイズまでのラインナップ有り。

それに耐水圧が20,000mm以上+超耐久撥水なので普通の雨くらいなら全然問題なさそう。


バイク用ということで前傾姿勢に対応した作りになっていて、風の抵抗になるフードは無し。

首・袖・胴まわりにはベルクロがあって、雨などの侵入を防止したり、若干のサイズ調整が可能になっています。

フロントはダブルフラップ。両側にポケットはなく中央の内側に大きめのものが1個のみ。

それから袖口から雨などが入ってこないよう二重袖になっており、さらに指を通す紐で袖の固定が可能。

あとは、両腕と背中に反射材がついています。

実際に使ってみた感じでは、素材がドライテックなので通常のアウターよりは通気性はいい感じ。

背中に空気抜きがついているってのも関係しているのかな。

サイズ感は、ちょい大きめで動きに制限とかつかず楽ちん。海でもある程度は目立つし、釣り用としても全然使えますね。

ただ、この日はかなり蒸し暑かったのでジャケット自体着ないほうがよかったw

これは冬・雨用ですねw

まあここらへんはワークマンでシーズンごとに買い替えとかでも

全然コスパいいと思うのですが、僕はモンベルおじさんなので…。

*

で、釣行に関して。

前回までは入念な準備やセッティングと道具のカスタマイズ諸々で時間を食っていたけど、

今回は特に作るものもなかったのでセッティング完了ですぐ出航。時間的には7時半すぎくらい。

もうちょいがんばれば7時半までには出られそうかな。

この日の早朝は、ほぼ風もなく波はベタ凪でかなり穏やか。

操船もまあまあ慣れてきたので、ポイントまで全開で行ける!

と思いきや、エクステンションハンドルの取り付けをミスって超操作しづらいw

海の上でせっせと直して向かうw

前日までの大雨のせいか、葉っぱやら木やらゴミやらがかなり浮遊しているので、

ペラに巻かないようによけながらの操船。結局、到着は遅めに…。

水深200mからのスタート。

ほぼ風はなく、表層の流れもなく、パラシュートアンカーは全く立たない。

なのになぜか0.5~0.7ノットくらいで流される…。微風と表層の流れが同調してる??

釣りにくい。底潮は流れてはいるものの、4~5回しゃくったら回収・落とし直しをしないと斜めになってしまう。

立たないとわかっているけど、一応、何回かパラシュートアンカーを落としてみる。

やっぱり意味なしw

さらに昼前まで全く当たりなし。渋い…。今日も辛い戦いになりそうだ。

そして、11時すぎあたり、水深160mくらいから珍しく魚探に魚の反応が出始める(普段、魚はほぼ写りませんw)。

底から50~60mのところに何か中型の魚が回遊しているっぽい。


これはカツオ・マグロあたりかなー?と早巻きを始めると、

ちょうどハンター先輩から中層早巻きでカツオが釣れたとの連絡が来た。

うるさいくらいに魚探がピーピー鳴っている。チャンスタイム来たかー!と力の限り早巻き。

しかし全然当たりすら無し…。

巻きスピードやジグの色・重さ・長さなどなどを変えてみたり、しゃくりを入れてみたりするも無反応。

そうこうしているうちに結構な量の浮遊ゴミの流れに囲まれる…。

ボート長と同じくらいの木や細かい葉っぱ・細長い茎のようなものがわんさか。

ペラに巻き込みたくないのでパドルで避けながらの早巻き。でもまあこういうところに魚ってついていそう。


30分ちょっと続けたところで完全にバテるw

水深200mでもある程度は疲れないんだけど、さすがに30分は…w

と同時に浮遊ゴミの流れを少しだけ抜けたあたりでちょっと風が出てくる。

といっても微風から3mくらいになった感じ。

風向きが変わって、若干しゃくりやすくなったかなー?と思った時に着底でゴツン。

そんなに大きくはないけどよい当たり。

根からはがして巻き上げていると時たま上に泳ぐような回っているような感じがする。

カツオ?マグロ?ガーラ?フエダイ系?

上がってきたのは、シルイユー(シロダイ)。50cmくらいの食べごろサイズ。

口にかかっていたフックの刺さりが甘くタモ上げ後にはずれていた。危ない。

たまーに釣れる。美味しいやつなのでラッキー。

速攻で締め~血抜き~海水氷冷却。

釣りたてはこんな感じで模様があるけど、


締めるとこんな色になります。


当たりジグは、シャウト!のショーテル250gクラッシュドットグロー。



他にもいるかもとすぐにジグを落とすと2~3しゃくり目で小当たり。

しかし、釣れたのは久々のセンニンフグ。こいつか… 別に会いたくなかったぜ…

そしてこういうのに限って、いいところにフッキングしているというw

噛まれたくないし、できればボートにも入れたくない。プライヤーで必死にはずそうとするも全然はずれねえw

センニンフグがプープー言ってる中、フックがぶっ刺さってる皮目を切って空気を抜いてリリース。

元気に帰っていきました。

その後はまた当たりがなくなり、結局、回遊には当たらず終了。

早巻きがんばったのに!!!くそっ!!!

シルイユーは、ちょうど後日にキャンプがあったので、

数日の熟成後、 皮炙り刺しで美味しくいただきました。

皮目に縦に1~2筋ほど切れ目を入れると口当たりよく食べやすいと料理人に教えてもらった。今度からそうする。


*

あと、今回、釣った魚の血を極力固めないようにできるかな?と思って

バケツでのフリフリ血抜きのタイミングでクエン酸三ナトリウムを入れてみようと考えていたのに車に忘れてしまっていたw


Amazonで1kg購入済w



クエン酸三ナトリウムは、血液の凝固を防ぐ働きをするので、

バケツ血抜きの際、海水とクエン酸三ナトリウムを混ぜて、しばらく魚をぶちこんでおけば、

もしかして、血液の凝固をある程度防ぐことができるかなー?という実験ですね。

クエン酸三ナトリウムは、血液抗凝固剤と同時に食品添加物でもあるし、結局、血は抜くので魚は普通に食べられるはず。

問題は、魚の血管内まできちんとクエン酸三ナトリウムが行き渡るのか、

濃度が高すぎると魚が即死するので生かさず殺さずの適正濃度はどのあたりか、というところ。

こればっかりはやってみないと何とも言えないですね。

でもこれがうまくいけば、家に持ち帰った後も魚の血液が凝固せず、断然血抜きしやすくなるんじゃないだろうか。

ここらへんもそのうち記事にしてみようと思う。

次回こそ試すんだ…。




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