古宇利島で数年ぶりのライトジギング:オーマチ・ヨスジフエダイ / 21.05.01 SUN


新暦:2021年5月01日(日) / 旧暦:3月20日
天気:晴れ
気温:20~24℃程度
水温:表層で21℃程度
潮汐:中潮、満潮10時ごろ、干潮17時ごろ
風 :北より3~4m/s程度
波 :予報値で0.6m程度

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今年のGWは、ハンターボート販売元の株式会社フォーシーさんの呼びかけで、

ハンターボート・ハンターカヤック・その他カヤックなどなどが集まるということで、

ハンター先輩と古宇利島まで行ってきました。

総勢10艇くらい? 出艇~帰港時間がバラバラだったのでよくわからないw

釣行動画はこんな感じです。


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ちなみに古宇利島でのボート釣行は初めて。

海図等を見る限り、ボートで行けそうな場所はほぼほぼ浅そう。深くて水深30~40mくらい。

ということで、ライトタックルでのキャスティングやジギングを想定しての準備。

ライトタックルは数年使っていないのだけど、一応、あるにはあるので引っ張り出してみる。

ロッドは、ライトなエギングなやつが数本、リールは、1000・2000・4000番があった。

ジグ・ミノー・スプーンなどは、数gから数十gまであったと思うけどなんだか見当たらないw

どこか奥底にしまっているはずw

今持っているもので、一番軽いものが100g。ちょっと重すぎる気がしなくもないので、とりあえず釣具屋へ。

当日の天候・海況次第ではあるものの、浅ければ水深10m以内の極浅・深くても40mくらいかと思われるので、

極浅用でミノー・スプーンを1個ずつ、ジグは20gと40gと60gを1個ずつ、それに合わせて小さめのフックもいくつか、

PEはたしか0.8~1号くらいだったはずなので、細めの安いリーダーも買っておく。



こんなものかなーと思っていたら、ロッド売り場で、鱒レンジャーを発見。

以前からちょっと気になっていたんだけど、タイミング的にちょうどいいじゃんと思ってついつい購入。
( 釣具屋で買った方が安いよ )



持ち込みタックルは、

メジャークラフトの FCS-802EL + シマノの SEDONA 4000(PE1号・リーダー8号)が1セット、

ツリモンの 鱒レンジャー Next SP50 + ダイワの REVROS 2506H(PE0.8号・リーダー8号)が1セット、

あとは、多分使わないと思うけど、一応、いつものスロータックルを1セットの合計3セットにしてみた。

この構成ならまあ何かしらは楽しめるはず。



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そして当日。

この日は、使用可能なスロープがあるということだったので、

なにげに初めて、ハンターボート純正のドーリーを使ってみた(いつもは砂浜エントリー)。

車の側にボートを下ろし、そのまま道具を積み込みセッティングしていく。

なにこれ、めちゃくちゃ楽!

スロープまでの若干の移動は重いっちゃ重いんだけど、荷物運びがないだけでかなり楽ちん。

次回からはスロープエントリーの一択だなと思ったけど、夏場のポイントはスロープがないんだったw

そうこうしているうちに他の皆さんも出艇準備が整った模様。

それぞれの工夫された艤装や装備を見るのはとても楽しい。

ただ、せっかくハンターボートが集まる機会だったのに、

出艇時間に遅れないように準備・初めてのドーリーとスロープ・初めてのポイントということでの緊張などなどで、

他艇の動画を撮るのを完全に忘れてしまっていた…。もったいない…。

僕は撮れなかったのですが、その日の様子はこちらからも観ることができます。

株式会社フォーシー
ナカマYouTubeチャンネル (1)
ナカマYouTubeチャンネル (2)

最近よく海でお会いする、ナカマYouTubeチャンネルさんの準備・片付けがユニック車で一瞬w すごすぎw

*

ちょっと船外機の始動に手間取りつつ、いざ出艇。

他の皆さんは島の西側に行くということだったけど、僕とハンター先輩は島の東側、水深30~40m付近を目指して3kmほど移動。

いつもと違うポイントなので新鮮かつ緊張。

古宇利大橋の下をくぐって東側へ。船ジギング・キャンプ・ツーリング等で橋の上はよく通るけど、橋の下を通ったのは初めて。

しかし、海図等で島周辺が浅いというのは認識していたけど、実際に見ると思ったよりもかなり浅い。

いつもはこういった浅場は秒で通り抜けてしまうので言うほど気にならないんだけど、

浅場は波が立ちやすいので、長らく浅場を移動するというのはなかなかに怖い。干潮スタートじゃなくてよかった。

さらに古宇利島の東側はもろに外洋に面しているので、湾内とは海況が全く違う。

目指すポイント・外洋に近づくほど、うねりもでかい。

ただ、うねりは大きいけど、一定の方向とタイミングなので釣りはできそうな感じ。

ポイント到着。古宇利オーシャンタワーが見える。島からは500m程度だろうか。水深は30m半ばくらい。

島から50~100m付近には白波が立っているのが見えるので絶対に近づかないようにしよう…。

わりかし流れもあるのでパラシュートアンカーを立てて、数年ぶりのライトジギング開始。

早速、購入した鱒レンジャーで40gのジグをしゃくってみる。

グラスロッドなのでかなーり曲がる。ペナペナ。適合ウエイトは1~7gだけど40gでも全然いけそう。折れる気はしないw

ただ、久々の軽スピニングリール(左巻き、いつものベイトは右巻き)がぎこちなさすぎてしっくりこないw

時折、魚探がピコピコ鳴ってて、30cmくらいの反応がある。

このロッドで魚がかかると楽しいだろうなーと思いつつも当たりがないので、メジャクラセットにタックルチェンジ。

しばらく細かく、1/4~1/2ピッチくらいでしゃくっていると小当たり。

このロッド、鱒レンジャーよりは硬いものの、まあまあ曲がる。引き重さ的には小さそうだけどなかなかに楽しい。

上がってきたのは、謎の黄色い魚。

一瞬、ヤマトビー(ニセクロホシフエダイ)かなと思ったけど、体に対して横に入ったラインが少なくて青い。

後で調べてみると、ヨスジフエダイっぽい。

でもものすごく似ている魚で、ロクセンフエダイというやつもいる。どちらも方言名はビタロー。

WEB魚図鑑を見る限りでは、ヨスジフエダイだと思うけど写真を撮っておけばよかったな。小さいのでリリース。

ビタローと言えば、沖縄ではバター焼きとかでよく食べられている魚。ジグで釣れるんですね。

ちょうど同じタイミングで、無線アプリからハンター先輩の方はタマンが釣れたとの連絡が入る。

島(白波)には絶対に近づかないよう、定期的にボートの入れ直しをしつつしゃくる。

よさげな根にさしかかったところで、少し大きめにしゃくっていると当たり。

さっきより大きい。なんかドラグも出てる。いつもはドラグを出さない釣りをしているので久々にドラグ音聞いた気がするw

それにしてもライトタックルはよく曲がって楽しいw

魚とのやりとりの力加減を思い出しつつ、慎重に上げると久々のオーマチ(アオチビキ)。40cmちょいくらい。


こいつは美味しいのでキープ。

また同じタイミングで、ハンター先輩からさっきよりも大きいタマンが釣れたとの連絡。

満潮の潮に変わるいいタイミングなのかもしれない。

続けてジグを落とすも、風と細糸と下手さが相まってラインがロッドに絡まった…。

なんとか解こうとがんばるも全然取れない。

このロッド、8ft(2.4m弱)とわりと長いので、いつものタックルに比べて取り回しがあまりよろしくない。あきらめて切る。

結び直すのも面倒なので、鱒レンジャータックルにチェンジ。

ちょっと大きめにアクションした方が反応がある感じ。

大きくしゃくって落とす、と早巻きとかを組み合わせてみる。

するとガツンとよい当たり。

元々ペナペナのロッドなので魚のサイズ感はよくわからないけどw、引き的にはまあまあ大きそう。

ドラグもさっきより出てる。なんか釣りしてる感が半端ないw

しかし、巻き上げ途中でフッと軽くなった。

上げてみるとリアフックが1本スパッと切られていた。カマスかな。残念。

でもこのロッド楽しいなw

もう1本、と思ったけど、小当りばかりでなかなか乗らず。

なかなか釣れないので、ついついボケーッとしゃくっていると、いつもの深場にいる錯覚に陥って、しゃくりすぎてジグが飛んできた。間抜けすぎるw

クバ笠をかぶってなかったら頭に刺さってたかも。気をつけないとね…。

その後は、急に予報以上に結構な風が吹き始めたので、初めてのポイントだし、念のため早めの撤退。

帰りは僕が一番嫌いな追風+追波…。

外洋近くはうねりも大きいので後ろを頻繁に確認しながらの操船。

ボートは前に進んでいるんだけど、追風が強いためフラッグが前方になびいている。嫌な感じ。

でもそんな状況でもボートには海水も入らず、結構、安定していた。旧ぺろぺろ丸ならころりんしていたかもしれない…。

買ってよかったハンターボート!

外洋近くから湾内に入っても下げ潮+浅瀬なので全く気は抜けない。

引き続き、慎重に操船しつつ、なんとか無事帰港。初めてのスロープだったけどスムーズに入ることができたと思う。

*

久々のライトジギング・軽スピニング左巻きにちょっと苦戦したけど、たまにはいつもと違う釣りもいいかも。

でもやっぱ、中深海のカンパチジギングがしたいw

そろそろカンパチ釣りたい!!!

そして、この日はまた魚の血液抗凝固剤実験としてのクエン酸三ナトリウムを忘れてしまったので…

次回こそは持ち込んで試す…。




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