釣り用スマホのとりあえず最適解


だいぶ前に釣り用スマホについての記事を書いたのですが、あれ以来、また色々と変わって、

最近、僕なりに現状の最適解かなという状態になったので、一応、記録として残しておきたいと思います。

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まずは、前提として。

僕のメイン機はiPhoneなのですが、iPhoneは、基本、海水NGなので、こういった防水ケースに入れて使用しています。

このケースは、つけたまま海に浸かっても全然問題なし。2個セットなのでコスパもよく今まで使った中では1番かも。



ただ、防水ケースの場合、全然海水が入らないのはとてもよいことなのですが、

無線アプリを使用する際などに若干音がくぐもったりしてしまいます。

また、写真や動画を撮る際にはケースの半透明色が干渉してしまって綺麗に撮るにはケースをはずさなければいけません。

釣行中は、ほぼほぼ手が海水で濡れているので、あまりケースから出したくはない…。

上記の理由などにより、サブ機として、

海水に耐えられてガシガシ使える釣り用スマホを確保したいと考えていました。

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次に、スマートフォン本体について。

以前、TORQUE G02 をハンター先輩に譲ってもらって使っていたのですが、転覆により再起不能に…。

G03以降の TORQUE を買おうか迷っていたのですが、人柱として、防塵・防水・耐衝撃の中華スマホを購入してみました。

Blackview BV5500Plus(SIMフリー / 技適認証済み / 1年保証)




購入した際の価格は、セールか何かで、確か送料込み10,000円ちょっとくらいでしたが、

今は送料込みで12,999円ですね。ざっと、スペック等の記載。

保護等級IP68

OS:Android

回線:4G

RAM:3GB

ストレージ:32GB(MicroSDは128GBまで認識)

バッテリー:4400Ah

画面サイズ:5.5インチ(5.5″+18:9ディスプレイ)

画面素材ゴリラガラス(米Corning社)

カメラ:SONYデュアルリアカメラ(800+500万画素)

解像度:720×1440( HD+IPS )

SIMスロット:×2

重量:225g(実測では228g)

:日本語対応、NFC対応、GPSコンパス、顔認証、LEDライト、ボタン割当可

付属品:充電アダプター・ケーブル、有線イヤホン、液晶保護フィルム、SIMピン


使用感として、一番気になる部分、海水に対しての防水機能なのですが、これは今のところ、全然問題なし。

一度、ボートに5~10cmほど海水が溜まっているところに気づかず、

30分か1時間くらい沈ませてしまって、ひたひたになっていたのですがw、まったく問題ありませんでした。

濡れ手で使用しても海水をかぶっても全然大丈夫。ガシガシ使える。

釣行中など、海水をかぶった際にしばらくして乾くと画面に塩が固まってしまうのですが、普通に海水で塩を洗い流していますw

釣行後の片付け時にも真水で丸洗いできるので楽ですね。

ただ、バッテリーの差込口・SIM取り出し口がゴムなので、ここが劣化してくるとしたらちょっと心配。

現状、8ヶ月ほど使っている感じでは特に劣化はなさそうだけど。


また、画面がゴリラガラス(強化ガラス)なので、画面割れに過剰に気を使わなくてOK。

1.8mからのコンクリート面への落下試験も通過済らしい。まあ落としたことはないから分からないけどw

現状、8ヶ月ほどがっつり使っても傷ひとつなし。ちなみに保護フィルムは貼っていません。


側面・背面はゴムっぽいプラのような素材。


防水・衝撃・耐久性などは求めていた希望通り。

普段使用するアプリ等もすべて入れることができて、普通に使えています。

写真や動画など、Googleフォトでメイン機やPCと共有しやすいのは地味に便利。

デュアルSIMというのもうれしいところ。SIMについては後述。

バッテリー持ちとしては、4400Ahということもあって、1日は余裕でもちますね。

釣行前のフル充電100%から、帰宅後の片付けまで終えての計12~15時間くらいで60%くらい残っている。

動画をガンガン見るとか、フルに使用し続けるってことがなければまあ問題なさそう。キャンプにもよさげ。

普段、釣行以外には使用していないので、その際はほっといたら数日生きてます。

あとは、中華的に心配なバッテリー膨張なども今のところは気配なし。

ただ、操作感としては、若干、もっさりしてるなーという感じ。

RAMの問題なのか、OS(Android 10)の問題なのか不明。メイン機がiPhoneなので比較対象がなくてよく分からない。

まあ釣り用だし、サブ機としては特に問題ないかなと思うレベル。メイン機ならちょっと耐えられないけどw

重さ的には、実測228gで、ジグ1本分くらいなのでスマホとしてはわりと重めですが、

そちらもサブ機・釣り用としては全然気になりません。

ちょっと不満なところとしては、2点、

カメラ・特に動画が手ブレしやすいところ。設定は色々試してはいるけど何かいまひとつ…。

写真等の色もあまりよくない。まあ色は加工すればいいか。

あとは、充電時間が長いところ。0~1%からフルまで6~8時間くらいかかるw

長すぎw なので釣行前日までに逆算しておかないといけないです。

急速充電とかもいけるのかな?なんかこわいから試すのちょっと躊躇する。

他、ちょっと困るところは、たまに首掛けしたいなーと思った際、

防水の兼ね合いからなのか何なのか、ストラップをかけるような部分がない…。

マイナースマホかつ、でかいので、これに合うようなケースも見当たらず…。

とりあえず、首掛けしたい時用にこういったシリコンゴムのストラップを買ってみました。

こちらはまだ購入して日が浅いので、使い勝手は未知数。

シリコンゴムが劣化しないか、スマホが落ちないか、をちょっとだけ懸念。



総合的に本体としては、釣行用サブ機としてならコスパよく、十分に使えるレベルだと思う。

技適認証済かつ、海水対応で1年保証ってのは大きいですね。

一度、僕の勘違いでサポートに連絡をしたことがありますが、ちゃんと対応してくれました。

レビュー等を見ると交換等の対応も特に問題ないみたい。

*

そして、SIMについて。

以前は「ロケットモバイル」という格安データSIMの最安なプランを人柱として使っていました。

最安で月額300円程度からと、かなり安いのですが、IoT機器等で使用する想定ということで通信速度はやや遅め。大体200Kbpsほど。

釣り用スマホとしては、釣行中の連絡や位置情報の共有などをするためのアプリの使用、

海図や天気予報などを見るためのアプリの使用、濡れ手で気兼ねなく操作しての写真や動画の撮影、

連絡手段のひとつとしてのSMS・LINE・通話などの使用が主な用途。

SMSやLINEなどは普通に使えるのだけど、通信の多そうなアプリ等ではタイムラグ的にちょっと厳しいかなーという感じでした。

釣行時には、メイン機も持ち込んでいるので通話等はそちらでやっても全然問題ないんだけど、

無線アプリ・位置情報共有・海図・天気予報確認などがスムーズに使えないのはやっぱりストレス。

プラン自体をアップするなら速度も上がるのだけど、もちろん金額も若干上がる。

だったら、他の有名どころの格安SIMでいいかなーと思って、とりあえず新たにUQモバイルで通常SIMを契約。

今回はデータSIMではなく、電話番号付きの通常SIMにしてみることにした。

使い勝手がよければ、いずれ釣行時はメイン機を持ち込まずサブ機だけでの運用もいけるかなーという考え。

ちょうどうちの子どもたちがUQモバイルSIMを使っており、その場合、家族も学割適用対象となるらしい。

1番安い「くりこしプランS(学割時8ヶ月間月額900円 / 月データ3GB)」でいいかなと思っていたけど、

中間の「くりこしプランM(学割時12ヶ月間月額900円 / 月データ15GB)」も特に金額が変わらないし、

データ容量も多く割引期間も長いので、そちらに決定。

13ヶ月目以降からは通常料金なのだけど、その前にプランを落とす変更ができる模様。

ちなみに1番安いやつで通常だと1,480円/月。

まあ、一旦、使ってみて、使い勝手次第で、通常SIMのままか、データSIMか、または他の格安SIMにするかを決めようと思う。

現状、釣行で使用している感じでは、通信速度等はメイン機と何ら変わりなくいい感じ。

無線アプリ・位置情報共有・海図・天気予報確認などがスムーズ。ストレスフリー。

速度的には、実測で、下りが日中通常は30Mbps程度、混んでなければ50Mbps近く出る。上りがおおむね10~20Mbps程度。

全然問題ないどころか結構早い気がする。今のところは釣行時の時間帯などに特に遅くなるということもなし。

しばらくこれで安泰かなと思いますが、引き続き、使ってみようと思います。

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という感じで、ぺろぺろ丸の現状の釣り用スマホ最適解でした。

スマホ本体 10,000円程度、通常SIM 1,000円/月 以内程度であれば、快適さとコストを天秤にかけて考慮しても全然ありな気がします。

もっと探せばもっと安くて使える本体やSIMもありそう。

一応、参考までに。




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