以前、年間共通の基本装備の紹介を書いた際から今も変わらず、
足元の装備は、モンベルのサワタビ+WIC.サワークライムソックスを使用していて特に不満はないのですが、
さらなる足元の快適さを求めて、ちょっと気になっていた、KAMICO サワークライムソックスも試してみました。
こちら、天然素材のマニラ麻からできた原紙を加工した、紙糸プラスという素材を使用したもの。
厳密には、ポリエステル37%+ナイロン30%+分類外繊維(紙)30%+ポリウレタン3%。
肌離れがよく、通気性・吸放湿性・軽量性に優れ、暑い季節でも清涼感のある快適な着心地を実現しているらしい。
サイズ感や厚み・足先の割れに関しては、WIC.サワークライムソックスとほぼ同様。
大きく違う点としては、パイル面が外側になっていること。たしかにこれは通気性よさそう。
さわり心地としては、外側はガサガサしてて、荒めのあかすりのような感じっていったらいいのかな。内側は普通。
実際に釣行で2回ほど履いてみた感想としては、水はけはよいし、履き心地もまあわるくない。
履いた後~釣行後の臭いも WIC.サワークライムソックスと同様に消臭効果が効いていると思われる。
ただ、海水に浸かった後の釣行中、サワタビとの組み合わせを前提として、
WIC.サワークライムソックスよりも若干ジャカジャカっとした水気を感じてしまう気がした。
サワタビ自体、海水に浸かると内部の水分はなかなか抜けないし、乾きにくいということもあるのだろうけど、
比べてみると、僕は、WIC.サワークライムソックスの方が内部の水気感があまり気にならないかなーと思いました。
ただまあ、好みもあるだろうけど、本当に水はけはよくて、普通の靴下なんかよりは全然機能的と思えるし、船ジギングの場合などで足が海水に浸からないシチュエーション、
もしくは、サワタビではない組み合わせとかであれば、KAMICO サワークライムソックス自体は普通にアリなのかもしれない。
もうちょっと色々なシチュエーションでも試してみる予定。
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不満点としては、2つ。
1つは、前に書いた、WIC.サワークライムソックスと同じく、サイズ展開が S(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm) となっていること。
サワタビのサイズは29.0。KAMICO サワークライムソックスはL( 26~28cm )。
サワタビと組み合わせることを想定された商品なはずなのになんで1サイズ小さいのか…。惜しい…。
2つめは、表裏と左右のわかりにくさ。
まず表裏に関しては、上記に書いた「パイル面が外側」という説明ですが、
これ、Webサイトにしか掲載されておらず、商品パッケージ自体には一切書かれていません。
また、表の靴下上部はこんな感じでモンベルロゴが入っていて、
裏の靴下上部にはこんな感じでKAMICOロゴが入っています。
どっちがどっちかわかんねーよ…。
自分で店頭で購入したのであれば、店員さんに聞くこともできたし、初期パッケージ状態でわかったのかもしれないのですが、
買い物を頼んでいて、なおかつ、パッケージが解かれた後のノーヒントの状態だったので、見た・履いた感じではまったくわからずw
Webサイトの詳細でやっとパイル面が外側ということがわかりましたw
普通に商品パッケージに書いておいてくれと思いました。
それから左右に関しては、上記の表裏のわかりにくさや僕の勘違いも相まってのことですが、
WIC.サワークライムソックスの方は、足先側面に L / R の表記があります。
どちらもサワタビと組み合わせる想定の商品ですし、
それなら、KAMICO サワークライムソックスにもあると思うじゃないですか…。
表記自体は足先側面ではなく、靴下上部にあるにはあるのですが、
まさかのどっちも L …。 L / R じゃなくてサイズの L の方かよ…。
こういう表記は統一してほしい。ムズムズする。だったら WIC.サワークライムソックスにもサイズ表記つけるべきだろ…。
まあこちらは表裏がちゃんとわかれば、足先の割れで左右もわかるのですが、
もしかしたら、表裏を間違えて履いているおっちょこちょいな方もいたりするかもしれないので、一応書いておきました。
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お値段的には、WIC.サワークライムソックスが 1,925円(税込)。
KAMICO サワークライムソックスが 2,200円(税込)。
普段、普通の3~5足1,000円みたいな靴下しか履かないけどw
お高い靴下はやっぱりそれなりに機能的。
また他にも気になるものがあったら試してみたい。