魚探の振動子をボートに固定する艤装



天候不良で釣りに行けない週末、

ハンター先輩INO@沖縄さんと一緒に魚探の振動子をボートに固定する艤装をしてみました。

詳細や必要なものについては、ハンター先輩のブログにも記載されていますので、気になる方はそちらも参考にどうぞー!

ハンターボートで沖縄カンパチジギング:振動子を上げずにボートでポイント移動をしたい

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今まで魚探の振動子については、

ハンターボートにはじめから設置されているマウントにSCOTTY魚探振動子用アームをつけていたのですが、

ただ、この魚探振動子用アーム、材質がプラスチック(多分)になっており、

カヤックとかなら大丈夫な気がしますが、ボートの推進力だと強度的に航行中は折れてしまいそうなので、移動中は跳ね上げておき、ポイントに到着したら下げる、という使い方をしていました。




一応、それでも釣り自体には全然問題はなかったのですが、

使用している魚探の GARMIN GPSMAP 585 Plus には、「クイックドロー」という自動等深線作図機能が搭載されています。

これは魚探振動子をセットして走るだけで、水深や根まわりなどを含め、オリジナルのマップが作成できるといった感じの機能です。


このクイックドローはかなり便利で、一度、作図した場所は記録に残しておくことができ、

自分のよく行くポイントの水深や根まわりなどが一目瞭然なので、攻めたい箇所をピンポイントに狙うことができます。

ただ、今までの魚探振動子の使い方だと、ポイントへ到着してからボートを流している間しか作図ができません。

もしかしたらポイントまで移動している間に何かしらの良い根があるかもしれない…。何かもったいないし、もっと広くポイントを探りたい。

という感じで、できれば移動中も魚探振動子をつけっぱなしにできればなーと思っていました。

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で、ちょうど、今年の5月にハンターボートを製造・販売している株式会社フォーシーさんの呼びかけで、

古宇利島にハンターボートやハンターカヤックなどが集まって釣行した際

魚探振動子をボートに固定している方がいらっしゃったので、そのまま真似させてもらうことに(Tさんありがとうございます)。

実際にこの構成で問題なく使用できていると前もってわかるのはすごくありがたい。

1番の狙いは、移動中もクイックドローで作図し続けること。

あとは副次的に魚探振動子の上げ下げの手間を省けるといったところでしょうか。

(振動子の上げ下げ自体の手間は全然たいしたことはないのですが、釣行中は飯も含めジギング以外のことは極力したくないw)

もうひとつ、取り付け・取り外ししやすいというのも大事なところ。

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実際の構造自体は、そんなに難しいことはなく、ステーを使用して振動子側・ボート側をそれぞれ固定する形。


[ 用意したもの ]

(1) 長いL字のステンレスステー×2 ※今回は棚受けを使用。ハンター先輩が前もって用意してくれていた。ありがたや。

(2) 短いL字のステンレスステー×2

(3) 真っすぐのステンレスステー×1

(4) M4-12mmステンレスネジ・ナット・ワッシャー×12

(5) M6-80mmステンレスボルト×2 ※写真は70mmですが80mmに買い直し

(6) M6ステンレス蝶ネジ×2

(7) M6チェンジノブ×2

(8) 木材(1×4)300mm ※長さは適当


そこからは、現在の振動子をバラして、現物に合わせながら、おおまかなサイズ感を把握しつつステーを組んでいくといった感じ。


ボート側への固定に関しては、ハンターボート元々の持ち手となる穴などを利用して固定することができました。

ネジについてはチェンジノブと蝶ネジにする予定。


あと、(1)の長いL字のステンレスステーはどうしてもボートのヘリからはみ出してしまうのでぶった切ってもらいました。

ちゃんと角も丸くしてくれる丁寧な仕事w

工具がない場合にはホームセンターで購入する際に工作室とかで切った方がいいかもですね。

はみ出しが特に気にならない場合は不要。


他、超個人的にですが、以前、魚探を購入して振動子を組み立てた際

もうはずすことはないだろうということで、ネジ固定剤をたっぷり塗り込んでいたので、まったくネジがはずれずw

しかたがないのでシンナーでネジ固定剤を溶かす作戦に出たところ、

ネジは何とかはずれたものの、振動子の外装まで若干溶けてしまいましたw ネジ固定剤ってすごいですねw



実際に設置してみるとこんな感じ。波に対する強度も高そうだし、海面までの高さもちょうどよさげ。

設置位置はボート左側の前方あたり。今までの位置よりも若干前になった。

まあこれなら移動中もはずれることはなさそうだし大丈夫かな。


作業がひと段落して、ラインの巻き直しをさせてもらっていると、

ぺろぺろ丸の艤装パーツは黒で統一してるんでしょ?と気を使ってもらって、ラインを巻いている間に木材を黒に塗ってくれていたw

他の装備品と完全にマッチしてうれしいw


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ハンター先輩INO@沖縄さんのおかげでまたよいものができた!感謝!

航行中の魚探反応はあまり期待していませんが、クイックドローが使えるとなると今までよりももっと簡易的に広くポイント開拓ができそう。

早く試してみたいのですが、天候不良や旧盆などもあって今月は全然釣りに行けず…。いつ試せるだろ…。




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