5月頭の前回釣行から早ひと月、天候不安定により全く釣りに行けてないのですが、
今週末も台風の影響により釣りはお休み予定…。週頭から分かってはいたけどかなしい…。
はーーー 釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい釣り行きたい。
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で、話は変わって、クラウドファンディングが一般的になってそろそろ10年近く経ちますが、
国内外を問わず、資金調達法のひとつとして、また、新たな製品・サービス・支援などを生み出す形としてかなり定着しています。
しかしながら、プロジェクトが頓挫したり、製品化がかなり長引いたり、最悪届かなかったりというのは、
当初に比べたらルール等が整備されてきて、少なくなっているような気もしなくはないのですが、
それでも未だにありますので、支援者になるにはなかなかに勇気がいりますね。
でも、クラウドファンディングのプロジェクトを見ること自体は、
夢があったり、アイデアのきっかけになったり、色々なことを考える材料になったりするので結構すきです。
その中でも釣りに関係のあるクラウドファンディングのプロジェクトでちょっと気になるものを紹介したいと思います。
期間や興味深さやサイトごとの並び等は順不同。つらつらと書いていきます。
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[ 釣り関連のクラウドファンディングでちょっと気になるもの8つ ]
(1) AI釣果予測+SNS
(2) IoTルアー
(3) カスタム軽量スプール
(4) カメラサングラス
(5) 究極の防水スニーカー
(6) IPX8完全防水スマホポーチ
(7) 車載可能な高速製氷機
(8) フィッシュレザー製品
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(1) AI釣果予測+SNS
「 ― 釣果予測に決定力を ― 釣り人のための釣果予測+SNSを創りたい!」
クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE
期間:2020.12.26 – 2021.01.25
支援金:目標額 – 500,000円 / 支援額 – 151,500円
こちらは、AI技術により過去の気象情報等とSNS利用者による釣果投稿等を紐付けて、
有用な釣果予測から道具選びまで行い、いつ・どこで・どうすれば釣れるのかを支援するというサービスですね。
釣りをしたことのある人なら一度は考えたことがあると思うのですが、こういったものはやっぱり夢がありますね。
実際には、例えば沖縄でも大きく分けて南部・中部・北部、その中でも東・西、
さらに同じ地域でもショア・オフショア、あとはポイント保護の観点から情報共有しないことも多いと思うし、
また、季節や天候、釣法や使用する道具や狙う魚によっても全く条件が変わって、かなりかなり細分化され、
それが全国分となるとものすごいデータ量が必要そう。もちろん、スタート時から完璧なものというわけではないと思うのですが、
この膨大な処理をやってやろうと思って実行に移したこと自体がすごい。
想定される開発費が5,000,000円(リリース後は別途)ということだけど、2~6倍は必要じゃなかろうか。
現在、Web版が支援者限定で先行公開しているみたいですが、一般公開されて、有用そう・面白そうな感じであれば、
ぜひ、釣果情報などの情報協力は行いたいですね。ロマンあるー!
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(2) IoTルアー
「smartLure Model Zero – ビッグデータで“釣りの秘密”を解き明かす世界初のIoTルアー」
クラウドファンディングサイト:Kickstarter
期間:2021.4.26 – 2021.05.31
支援金:目標額 – 2,000,000円 / 支援額 – 2,098,570円
こちらは、センサーモジュール内蔵のミノーが水温・照度・軌跡・アクションなどのデータを取得し続け、
Bluetooth経由でアプリに接続されるとデータを取り込み、データを見て釣行の振り返りができる、
また、世界中のユーザーからのデータを収集してのビッグデータ化により予測等にも使用されるといった製品+サービスですね。
これもあったらいいなーと考えたことがあると思うのですが、上記と違う点としては、
すでに2017年に初版が完成されており、フィールドテスト等を経て、現在はセンサーモジュールが7世代目、
さらに2021年1月には試作機が完成してさらなるテストが行われているということでしょうか。
開発というよりも量産体制を整えるための資金調達かつ予約販売ですね。
募集開始から約1ヶ月でこの目標額を達成というのは、かなり期待されていると思われます。
僕はカンパチジギングがメインになってしまったので、今はミノーを使う機会はそうそうないのですが、
ミノーメインの方にはロマンが突き刺さる製品ではないでしょうか。
金額的には、14,980円からが何%OFFとかで、17,480円から製品1個という感じだったのかな??
(Kickstarterが米サービスなので英語斜め読みで間違っていたらすみません)
最大潜航深度や連続計測時間・測定可能水深などに制限はあるものの、科学+釣りというのはワクワクが止まらない気がします。
ロストしたらショックが大きすぎると思いますがw
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(3) カスタム軽量スプール
クラウドファンディングサイト:READYFOR
期間:? – 2020.11.30
支援金:目標額 – 1,800,000円 / 支援額 – 72,000円
こちらは、ジギング設計のベイトリールをキャスティング向けにするためのカスタム製品ですね。
純正スプール30gを18gまで軽量化し、中量級ルアーの遠投性を高める等の目的があるようです。
キャスティング用リールとして、なぜグラップラーじゃなきゃいけないのかがあまりよくわからなかったので、
この製品自体にはそこまで惹かれるものはなかったのですが、
既製品のカスタムパーツを作るためのクラウドファンディングという部分には興味を持ちました。
確かに既製品でここはこうだったらいいのに… でも代替パーツそのものがない… ってことはあったりしますよね。
このプロジェクト自体は残念ながら未達成で返金されたようなのですが、
大勢に刺さるカスタムパーツであれば、最低生産ロット分くらいの資金調達も案外夢ではないのかもですね。
これはちょっと覚えておこう。
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(4) カメラサングラス
「撮りたいシーンを逃さない!美しい瞬間をハンズフリーHD撮影「カメラサングラス」」
クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE
期間:? – 2021.06.29
支援金:目標額 – 100,000円 / 支援額 – 218,400円(2021.06.04現在)
こちらは見た感じそのままのサングラス型のカメラですねw
現状、サングラス型カメラというのは普通に売ってはいますが、性能がどんどん進化している気がします。
釣行時、GoProでの撮影はしていますが、自分の目線で気軽に撮影できるというのはちょっと興味がありますね。
実際にヒットからの巻き上げとか、上げてからの〆~血抜きなど、もっと臨場感が出る気がする。
ちなみにこちらの製品は単に目についたので紹介をしていますが、他の製品の方が解像度が高かったり、
連続録画時間が長かったりするので購入を検討されている方は、きちんと比較してからの方がよいと思います。
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(5) 究極の防水スニーカー
「超防水性と高通気性を両立!究極の防水スニーカー「第2弾」」
クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE
期間:? – 2021.06.16
支援金:目標額 – 100,000円 / 支援額 – 1,351,820円(2021.06.04現在)
こちらも見た感じそのまま、すごい防水のスニーカーっぽいです。
第1段があり大好評だったようで、募集終了までまだ日はあるもののすでに目標額の10倍を達成していますね。
超防水性・高通気性がどれほどなのかは置いといて、これは釣行にも使用できそうかもという部分で興味を持ちました。
釣行時の足元装備は大事ですからね。ただ、一般販売予定価格が16,640円とのこと。高い…。
今履いているモンベルのサワタビの2倍強…。
サワタビにまだ不満はないので購入までは至らないかな。
使ってないので何とも言えませんが性能が本物だったら、釣り用の靴にもそのうちこういう技術が取り入れられるかもですね。
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(6) IPX8完全防水スマホポーチ
「防水仕様で海やプールで大活躍!エアポンプ搭載で操作性抜群のスマホポーチ。」
クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE
期間:? – 2021.07.18
支援金:目標額 – 100,000円 / 支援額 – 13,857円(2021.06.04現在)
こちらもタイトルまま。スマホの防水ケース。
スマホの防水ケースは色々と試しましたが、エアポンプで内部の空気を抜いて密閉性を高めるというのは、
まだ試したことがなかったのでちょっといいなと思いました。
定価が2,980円、支援するのであれば、1個あたり2,384円からの購入が可能なようですね。
ただ、もう今メイン機で使っている防水ケースで間に合っているし、釣り用スマホを確保してしまったのでこちらも購入には至らず。
まだ防水ケースを使用していない方は検討する価値があるかもですね。
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(7) 車載可能な高速製氷機
「キャンプ、釣り、スポーツなどアウトドアで大活躍!車載可能な高速製氷機」
クラウドファンディングサイト:Makuake
期間:? – 2021.05.30
支援金:目標額 – 200,000円 / 支援額 – 3,945,780円
こちらは、車のシガー電源に接続しての使用が可能な高速製氷機ですね。
本体サイズが35.5cm×24cm×35cmとかなりコンパクトなのに1.6Lの氷が6分30秒ほどで作れるっぽい。
(ただし、初回稼働時の冷却に10分、大きい氷だと7分30秒らしい、あと重量が9.2kg)
釣行時、ロック氷の方は帰りに買い足すことが多いので持ってると便利そうな気がする。
ポータブル電源との接続も可能なので、特に夏のキャンプにもよさげ。
一般販売予定価格が32,800円、支援するのであれば、26,240円からの購入が可能。
支援35,700円からは車載冷蔵庫も付いてくるみたいw 目標額の約20倍を達成していますね。これはすごい。
金額も思ったより高くないのだけど、迷いどころとして、重量や釣行荷物が増えるのがネックなのと、
氷を作ってクーラーボックスに入れる手間を考えたら普通に釣行帰りに氷を買った方が早いような気がしなくもないのと、
あとプロジェクトはすでに終わっているw でもクラファン以外で売ってたら購入を検討するかもしれない…。
興味はあるんだけど、即購入とはならないなんか不思議な製品w
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(8) フィッシュレザー製品
「 |革製品の新時代| 氷見発、海から生まれた「フィッシュレザー」」
クラウドファンディングサイト:READYFOR
期間:? – 2019.11.22
支援金:目標額 – 1,200,000円 / 支援額 – 1,374,000円
こちらは、寒ブリで有名な富山県氷見市で水揚げされたブリの皮を使ったフィッシュレザーの製品ですね。
地域起こしのため、試行錯誤を重ねて開発したそうです。フィッシュレザーって珍しい!
薄くて丈夫、細やかで美しい鱗模様かつ、滑らかな手触りらしい。
また、同じ魚種でも個体により厚みや鱗模様に違いがあるようで、まさに1点もの。
グリーン・ネイビー・ワインレッド・オレンジで染色するようですが、どれも落ち着いていて素晴らしい発色。
製品・支援価格(10%OFF)としては、名刺入れ(25,000円)・二つ折り財布(50,000円)・キーホルダー(8,000円)の3点。
プロジェクト自体は完了しているので、公式Webサイトを見てみると、
スマホケース(11,000円)・名刺入れ(32,340円)・二つ折り財布(64,350円)・キーホルダー(10,560円)と、
製品が1つ増えつつ金額も結構上がっていました。レザー種はブリ以外にスズキ・マダイも追加されている様子。
鱗の大きさ的には、ブリ(小)・スズキ(中)・マダイ(大)という感じで、どれもかなり素敵。
1点1点がハンドメイドのようなのでさすがにお高いけど、めちゃくちゃいい…。
これは余裕で目標達成するよね。3魚種からならブリが好みだけど、
公式Webサイトにはオーダーメイドも承っていますとの記載があるので、
もしかすると自分で釣ったカンパチの皮とかで作ってもらうこともできたりするのだろうか。
これはちょっと気になるどころかぶっ刺さってしまった。
いつか絶対に自己記録カンパチを釣って、一生ものの長財布を作りたい!
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他にも色々と釣り関連のプロジェクトはあると思いますが、その中でも気になる8点をピックアップしてみました。
最近、あまり見ていなかったのですが、やっぱり色々なアイデアに触れると楽しいですね。
今後、また釣り関連のクラウドファンディングのプロジェクトは定期チェックしていきたいと思います。