新暦:2021年3月20日(土)春分の日 / 旧暦:2月8日
天気:晴れ時々曇り
気温:20~26℃程度
水温:表層で21℃程度
潮汐:大潮、満潮10時半ごろ、干潮17時半ごろ
風 :南より2~4m/s程度
波 :不明
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新艇ハンターボートでの2回目の釣行。
釣行動画はこんな感じです。
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以下、詳細。
前前週は子どもの卒業式があり、釣りはお休みしていたので、ちょうど1ヶ月ぶりの釣行。
早朝、天気は晴れ、風はほぼなし、湿度がやけに高く蒸していた。準備で汗だく。
前回の新艇初回出航で感じた課題的なところを少しずつ改善していくべく、
前準備をしておきたかったのだけど、年度末ということもあり、
なかなかに忙しく、ほぼ何もできていなかったので、出航前に時間をかけて準備を行う。
今回の改善の試みは以下の4点。
(1) 走行中、若干、ボートの前方が浮き気味になっている気がしたので、荷物位置等の調整
(2) 各荷物・パドル等の落下等での紛失防止
(3) ボートの色自体があまり目立たないので自分を目立たせるために明るい色の服を着る
(4) 釣行を快適にするためのボート内の装備や位置等の調整
まず、(1) は、思い切ってガソリン携行缶(8L入)を一番前に置いてみた。
動かせるものでクーラーボックスを除けば、これが一番重い。
それからタックルボックス。釣行前後にリールをはずして入れることができることもあって、
リングスターのドカット5000(38L)を使用しているのですが、ボート上ではこんなに大きい必要はないかなー?
と思ったので、メイホウのランガンシステムボックス7055(?L)を買ってみた。
ドカット5000よりもひとまわり半~ふたまわり程度小さい。
ジグやフック等は別で持つようにしているので内容量的には特に問題なさそう。位置は最後部。
(2) は、バドルに100均のヘアゴムの一番太いものを結んで、先にカラビナをつけてボートに固定。
さらに最前部のガソリン携行缶・クーラーボックスにも同じものを装着し、もし、落ちても流れることがないように固定。
(3) は、ワークマンやモンベルにて蛍光色やオレンジ等の目立つものを購入。
今回はワークマンで1,900円くらいで買った、ライムグリーンの撥水シェルジャケットを着てみた。
下からモンベルのウエットスーツを着ているので完全防水じゃなくても問題なさそう。ここらへんは後日また詳しく書きます。
フラッグも目立つものに変えようと思っていたけど、この日には間に合わず。
(4) は、主にカメラや魚探振動子の位置の変更など。
スコッティのロケットランチャーロッドホルダーに挿しているGoPro用の脚はマンフロットのマルチポールに変えてみた。
一脚としても自撮り棒としても使える便利な構造で、前に使っていたものよりも長くて丈夫。
ボール型の雲台なので角度調整が楽。あと、GoPro用のマウントも付属している。
併せて、血抜きの際、吸水スポンジを使用しているのですが、旧ぺろぺろ丸と違ってハンターボートには水抜き穴がないので、
なるべく血を漏らさないよう、車に敷くようなバケット形状のマットをスポンジの下に敷いてみた。
まあそんなに大したことはしていないんだけど、考えながら、調整しながらで、
また、蒸し暑い中での準備ということもあって結構な時間がかかってしまった。
そしてまた写真撮り忘れw
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出航は8時半くらい。遅い。
まず、気になっていたボートのバランスですが、
荷物位置の調整がうまくいったようで前が浮く感じは全くなくなっていました。
操船時に前回よりもさらに前のめり気味の姿勢をとっていたのもよかったのかもしれない。
エクステンションハンドルでの操船については、大分慣れてはきたものの、
左右の微妙な調整にはまだしっくりこない感じ……。
海況がわりとおだやかだったので、7~9ノット、およそ13~15km/s程度で、水深200mのポイントまで移動。
到着。潮は流れてはいるけど、そんなに強くはない感じ。
パラシュートアンカーを立てるとほぼほぼ移動しない状態。
とりあえずは、出遅れたのでガンガンしゃくってみる。反応なし。
しゃくりのピッチ・巻取り量・ジグの重さ・カラー・長さなどなど、色々試すも反応なし。
開始1時間あたり、ジグを入れ直すために回収していると、
底から60~70mほどのところで何かがジグをさわってきた。
引きが微妙すぎて、かかっているのか、さわっただけなのかわからない。
大きめにゆっくりしゃくりつつ、巻き上げつつ、確認してみると、小さいけど確かに何かはついている様子。
時折、上に向かってきているような気がしなくもない。
小さめのカツオ?マグロ?ガーラ?
あまり期待せずに巻き上げていくと、上がってきたのはスマガツオ。40cmくらい。
小さいけど今日は渋い戦いになりそうな予感がしたのでキープ。
脳締め・神経絞めからのエラ切り血抜きの際、新たに導入した車用マットが役に立つかと思ったけど、
小さくてそんなに血が出なかったので効果のほどは実感できずw
写真は安定の撮り忘れ……。スマガツオはタタキで美味しくいただきました。
当たりジグは、メジャクラのジグパラバーチカルスローピッチ300gオールグロー。
その後、ボートの入れ直しはせず、ゆっくりと水深180~160m付近まで流されてみる。
特に反応はない。
あと、普段はそんなに根がかりってしないんだけど、
この日は、浮いてたポイントなのか海流の影響なのか4回ほど根にジグがかかったりしていた。
1回目は思いっきりフッキングを入れてしまうw 取れたけどw
2回・3回と根がかりした際には、もう騙されない!と思いつつ、フッキングを入れないよう気をつけていた。
で、4回目、またかー!と思って、はずそうとしていたら何か重いものが上がってきた。
ただ、生体反応はまったくないので、どでかい石だな…… でもジグをロストするよりはマシか、
とか思いながらぼんやり巻き上げてくると、水面に魚影が!
そこまで大きい感じではないんだけど、青物的な白~銀の魚影。
魚じゃん!と思った瞬間にフックアウト……。 何だったんだ、気になる……。
その後はお昼あたりから風とうねりが出てきて、
そろそろ撤収かなーと思っていたら、イルカの群れに遭遇。10数頭の群れ。
わりと近くを泳いでいたのですが、一瞬、サメかと思ってめちゃめちゃビビったw
イルカは、ぺろぺろ丸の周りを回った後、移動するプレジャーボートに並走して消えていきました。
それにしても、こんな沖で、こんな小さなボートで、野生の大型生物に遭遇すると普通に怖い。
イルカって頭よさそうだし、機動力もありそうだし、10数頭もいたらボートなんて簡単にひっくり返される気がするw
前回はクジラ、今回はイルカ。次は何だろう?
とか言ったら変なフラグが立ちそうだから考えないようにしようw
その後、波とうねりが強くなったので撤収。
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とりあえず、上記(4)については、
ジギングやパラシュートアンカー回収等の邪魔になることはなく、
なかなかに快適だったのでしばらくはこの配置で固定かな。
新艇2回目の釣行を終えて感じた次回の課題としては下記の3点あたり。
(A) もっと目立つフラッグに変更
(B) 自動排水装置の設置
(C) カメラ位置をもう少し調整したいのでケーブル長を変更
他、車内での荷物配置もどうにかしたい。
今回の釣行後にも車内テトリスをしつつ、効率のよい配置を探ってみたけど、まだまだ改善の余地がある。
もっとすっきりと出し入れしやすく、なるべく広く使えるように工夫せねば。
そろそろカンパチ釣りたい……。